寄付から受給・還元まで「システムの概要」④~ 寄付者の第1のメリット「決定還元金」にプラスする特別なメリット(第2のメリット)とは?~新しいベーシックインカム構想~寄付と共創から芽生える持続可能なwinwinの関係性~幸福度UP&貧困と貧困にかかわる諸問題を軽くするための取り組みに向けて⑬
今日は、新しいベーシックインカムの還元システムの続きです。
前回の「決定還元金」にプラスして、寄付者に付加価値をあたえる称号的なメリットをお伝えしていきます。
このシステムは、寄付者(大富豪、富豪、富裕層など)が寄付を行い、その寄付に対して還元金を受け取る仕組みです。ふるさと納税と似ていますが、少し違う点もあります。詳細はこちらをご覧いただければ幸いです。
今回も、簡単に要点をわかりやすく復習をしてから、今日のメインである称号のメリットにケーブルカーです(シフトしていきます)!
前回の復習
寄付の還元金の計算式
寄付の還元金の計算式を分解してみます。
決定還元金 = 還元金 + 還元金にプラスするインセンティブの額
還元金 = 還元金の基礎額 × 寄付した金額 / 寄付金総額
還元金にプラスするインセンティブの額 = 還元金の基礎額 × 総還元率
総還元率の計算
総還元率 = 寄付額に応じた段階的還元率 + 寄付期間に応じた段階的還元率
計算式のまとめ
決定還元金 = 還元金の基礎額 × (寄付した金額 / 寄付総額 + 総還元率)
還元金の還元方法
ふるさと納税をイメージいただければ、イメージしやすいと思います。
通知書と確定申告だけで完結するシステム
このシステムは、寄付者が寄付を行い、その寄付に対して還元金を受け取る仕組みです。ふるさと納税と似ていますが、少し違う点もありますので、詳しく説明しますね。
寄付の申請方法~確定申告書を使う
まず、寄付者は寄付を行った後、確定申告書に寄付金額を記入します。ふるさと納税と同じように、還付先の情報も記入します。そして、税額控除の欄に新たに設けられた「ベーシックインカム寄付金控除」の欄に、「決定還元金」の額を記入します。
還付金と決定還元金の違い
還付金というのは、消費税や所得税など、〇〇税の還付金という形で使われます。還付金はキャッシュバックのことで、税金から差し引かれた額の残額がマイナスの時、そのマイナス円が返ってくるお金のことです。
決定還元金の計算方法~通知で来るから計算不要
確定申告書の「ベーシックインカム寄付金控除」の欄に記入する金額は、あらかじめ計算された「決定還元金」です。この金額は政府から通知されるので、自分で計算する必要はありません。政府は、節約金の50%をもとに「決定還元金」を計算し、寄付者それぞれに通知します。
還付の手続き
寄付金額に基づいて、税額控除が適用されます。現在の寄付金控除の欄に加えて、新たに「ベーシックインカム寄付金控除」という欄を設けます。その欄に決定還元金の額を記入し、税金から差し引きます。差し引いて結果がマイナスなら、その額がキャッシュバックされます。
通知と計算
寄付者には、マイナンバーカードや郵送などで、政府が支払わなくても済むようになった節約額のうちの5割を還元額の基礎額として、それを各寄付者の寄付金割合で按分された金額(還元金)に、それぞれの寄付者のインセンティブも加味された「決定還元金」が通知されます。
寄付者は「決定還元金」の金額を確定申告書の税額控除欄に設けられた「新しいベーシックインカム寄付金控除」欄に転記し、申告書にある振込口座情報を記載します。
対象者の数について
このシステムの対象者は以下の通りです:
年収240万以下の人(15歳以上)
18-22歳の人
年金の受け取りが毎月10万円以下の人
これらのポイントを元に、可能な範囲で検索し、大体の人数やそれをもとにした概算金額をカウントします。
ここまでご拝読ありがとうございます、さて、ここからは今日のメインの第2のメリットです。
寄付者への特別なメリット(第2のメリット)
さらに、このシステムでは、寄付者の上位9名が紙幣や硬貨に刻印されるという特別なメリットがあります。具体的には、以下のように刻印されます:
1位: 10000円札
2位: 5000円札
3位: 1000円札
4位: 500円硬貨
5位: 100円硬貨
6位: 50円硬貨
7位: 10円硬貨
8位: 5円硬貨
9位: 1円硬貨
このように、寄付者の名前や肖像が紙幣や硬貨に刻印されることで、寄付者にとって大きな名誉となり、寄付を促進する効果が期待できます。
お札や硬貨に刻印される人物の基準
お札や硬貨に刻印される人物は、以下の基準に基づいて選ばれます:
歴史的・文化的な重要性: 日本の歴史や文化において重要な役割を果たした人物。
国民への影響力: 国民に対して強い影響力を持ち、その存在が広く知られていること。
教育的価値: 次世代の教育においても重要な役割を果たすことが期待される人物。
肖像画の入手可能性: 精密な写真や肖像画を入手できることが重要です。
寄付者を刻印するメリット
寄付者の上位8人をお札や硬貨に刻印することで、以下のメリットが考えられます:
名誉と認知度の向上: 寄付者にとって大きな名誉となり、社会的な認知度が高まります。
寄付の促進: 名誉を得るために寄付を行う動機が強まり、寄付の総額が増える可能性があります。
社会貢献の可視化: 寄付者の貢献が広く知られることで、社会全体に対する影響力が増します。
まとめ
このシステムは、会社経営者や法人にとっては税額優遇措置となり、個人であれば税額を減らせる要素となるシステム、受給者はもちろん、寄付者にとってもとってもメリットがある仕組みです。
寄付者の上位9名が紙幣や硬貨に刻印されるという特別なメリット(第2のメリット)は、寄付文化の拡大と社会貢献の促進に大いに役立つでしょう。