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韓流ドラマ「愛の不時着」のすゝめ

みなさま、話題の韓国ドラマ「愛の不時着」をご覧になったでしょうか。Netflix様の画をお借りして貼り付けました。

振り返ればこれまで人生、私の友人・知人が、韓国の俳優やアイドルにはまっているのを何度か見てきました。しかし、そんな彼女たちを横目で見ながら「はいはい韓流ね、正直興味ないわー」と思っていた私です・・・

が、「愛の不時着」を見終わった今、
なんと本作のサントラを流しながら、ブログを書いております!
完全にロスでございます

思えば、少し前に本作が人気だとテレビで見たのがきっかけです。たしか北朝鮮の様子を描いた本作に北朝鮮が抗議したとかいう内容で、「北朝鮮での恋愛物語?・・・いったいどのように描かれるんだろう」と少し興味が湧いたのを覚えてます。
この在宅期間でもれなくNetflix漬けになっていた私達夫婦ですが、気になる動画も一通り見終え、軽い気持ちで本作を見始めたら・・・もうこの一週間が「愛の不時着週間」と化しましたw

どれぐらいハマっていたかと言えば、久々に職場に出勤して仕事した際は、遠くから聞こえる声が「韓国語」に聞こえてくるほど(笑)で、その夜は金曜日ということもあり残り5話を徹夜で見てしまいました。ドラマで徹夜してしまったのは、はじめてでございます。

何がそんなに面白かったのか、まだモヤモヤしていますが、振り返っておきたいと思います。

社会的に許されない愛のものがたり
なんと言ってもジョンヒョク(北の男)とセリ(南の女)の恋愛を見守りたくなる物語です。ロミジュリじゃないですが、社会的に許されてない人同士の恋愛は、不安を伴いながらも応援したい気持ちがどんどん高まります。二人の気持ちが近づくにつれて、また幸せそうな姿を見るたびに「ふたりの将来はどうなるんだろうか」、何度か訪れる別れに「本当に帰っちゃうの?」「本当にもうこのまま会えないの?涙」と感情ゆすぶられること数えきれません。

伏線・サブストーリーも面白い
1時間強×16話という日本の一般的なドラマと比べてもかなり長い韓ドラ。そのためか、見慣れた日本のドラマと比べて、主演二人の関係にとどまらず、親・兄弟との関係や、仲間との関係、文化・生活習慣に関するなども細かく描かれているように感じます。ダン(親が決めたジョンヒョクの婚約者)とスンジュン(セリの兄を騙して金を巻き上げ北に逃げた男)を含めた四角関係はもちろん、ジョンヒョクの部隊に所属する4人の兵士たちとのやり取り、北朝鮮の社宅村の奥さま達の会話、ユン・セリの兄夫婦や親との関係の変化など、それぞれのストーリーが興味深く、くすっと笑えたり、泣いたりしてしまいます。

また、ジョンヒョクとセリの出会いは北朝鮮かと思いきや、だいぶ以前にダンを含めて外国で会っていたんですね(!)。その出会いについても、少しずつ明らかになっていくのですが、これがまた今につながったり、それぞれの人生をより深く知れたりするんですねー。。。結果、「運命のふたり」感が半ばない。

お約束の胸キュンシーンも
ジョンヒョクは、軍隊のイケメン兵士でめちゃ強いし賢い。命に代えても愛する人を守るといった昔ながらの男らしい一面と、クオリティ高めの温かいご飯をちゃちゃっとを作ってくれたり、朝にコーヒー(手に入れにくいコーヒー豆をわざわざ買って自宅のかまどで炒るところから!)を入れてくれたり…今時の男子に必須の優しい一面があります。普段は無表情で無口なのに、セリがちょっと誉めると口元が緩み、セリがほかの男性にやさしくすると嫉妬してプンとなる。ちょと天然だけどセリを喜ばせようと一生懸命な姿は、もう何回でも見れてしまいます。(照)

一方、夫はジョンヒョク側に感情移入してしまうらしく、セリの可愛い仕草に口元がが緩んでおりました。(笑)ちなみに夫の感想はこちら。  

社会的な問題をところどころに感じる
けっこう軽いノリで「統一したら・・・〇〇できる」といったセリフがところどころでてくるのですが、聞くたびになかなか重いセリフだなと感じます。そして、簡単に会えない・連絡もとれない関係である38度線を憎く感じるのですが、そもそもこの前提がないと成立しないドラマなのですよね・・・。統一の問題については私自身勉強不足だと思いますが、今の韓国にしかできない本当に魅力的なドラマです。  

***

あくまでラブコメなので、ちょっと強引な展開に「ない、ないw」って思う場面もありますが、まぁそこはツッコミながら笑顔でかわすといいでしょう。もはや些細な話です。

改めまして、韓国ドラマ、甘く見ていてごめんなさい。もうハマって自制心が働かないのが怖いので、新たなル―ル決めようと模索しています。

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