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古用ファーム合同会社あいあむぶー

『お弁当屋さんとして日々奮闘中』

養豚場直営の飲食店を始めたきっかけは、ご主人の養豚場がコロナの影響で飼料が高騰し、直営店を活かす方法を模索し始めたことにあると店主の優衣さんは語る。

あったかいご飯を食べてほしいと話す優衣さん

メニューはイチ押しのソースカツ丼や豚丼など、豚肉の美味しさを生かしたラインナップ。また、全て自家栽培のお米を使用している。

豚の部位の中でもごく少量しか取れないヒレ肉を薄さにこだわり仕込み、あったかいうちに提供したいと注文の際にカラッと揚げる。

カツを揚げている様子

優衣さんの地元である福井名物のさらっとした甘いタレのかかったソースカツ丼は、薄さの中にヒレ肉の脂とお肉のあっさりとした甘さが合わさって、お箸が止まらなくなるやみつきの味。

さらに、優衣さんは4人の母でもある。子育てと仕事のバランス、やりたいことができないギャップに悩むことも。現在は一人で作業しているため、旦那さんのサポートに助けられているそう。

そんな優衣さんはキッチンは手入れが行き届いていて、美味しさの探求だけでなく衛生面にも気を使い、なおかつ相手の気持ちに寄り添える方だと感じた。

綺麗なキッチンで作業する様子

頑張ろうと思う背景には、リピートしてくださるお客様の存在がある。中には、大盛りを頼む学生さんもいるそう。「美味しい」という言葉や、事前に注文してくれる方の配慮が嬉しいと優衣さんは話してくれた。

また、お子さんが帰ってくるとお店の反応をいの一番に聞くほどに楽しみにしてくれている様子を見て、活力になっているという。

5月末から無理のないペースで少しずつ営業を開始し、早くもリピートやたくさんの注文が入るという盛況ぶり。私も実際にソースカツ丼を食べ、おいしい福井のソウルフードをお手頃価格で味わえる贅沢を感じ、納得。

リピートが絶えないソースカツ丼

最後に、今後の活動についてお聞きした。
お待たせしないようすぐ買える販売方法や、いずれ座席を設けて直接ご提供する場も考えているそう。直営店だからこそできるメニューの考案や豚肉の販売なども視野に入れていると話してくれた。

鬼北町で新しいことを始める、地元民として食べる形で応援したい。また、注文の際は材料の準備などの関係で事前にご連絡がオススメとのこと。福井名物のメニューも期間限定で販売されるかもしれないので、最新情報もInstagram@iambuuで要チェック!

【お知らせ】

10月23日には近永駅周辺賑わい創出プロジェクト関連事業にぎわい塾にて、直接お話を聞くことができます。

詳細は「鬼北町 にぎわい塾」公式サイトをご覧ください。
サイトからのお申し込みも可能です!



令和6年度にぎわい塾チラシ

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