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精神障害者が産後躓いた話

初めまして、ありもとと申します。

私は昭和の時代に子沢山家庭の紅一点末っ子として生を受け、あちこちひび割れた人生で精神障害者2級として立派に成長。
奇跡的に結婚出産し1児の母です。

色々悩みが増え、発信用にnoteを始める事に。

子供が生まれ、なんとか保育園に入れたのでパートを始めたものの
己の収入の少なさに悩んだ私は生まれて始めて就職というものを意識し始め
冒頭でも書いた通り私は継ぎ接ぎ脛傷だらけの人生でして、まずまともな昼職の職歴がほぼ無し。

もっと言えば高校に入学した事すら無い。
いやはや今時こんな奴いるんですよほんとに。

10代半ばから15年近くに至るまでの職業はほぼ風俗、それにも属せない時は個人売春
15歳で鬱病診断受けてから今まで、ずっと精神科通院と大量の薬と共に働いてきた

鬱で鬼出勤はできなかったものの、昔はそこそこは稼げてはいたのに
その収入や貯金を、奨学金でいいから学費に使えと
助言してくれるような人すら周りに居なかった
高校に行けと誰からも言われた事もない。

恐らく私は兄弟で唯一の女だったので、結婚してしまえば大丈夫だろうと確実に思われていた
兄達は全員高校大学、もしくは専門学校へ行かせてもらっていたので、この差は何だろうとどう考えても性別しかない
兄達が30近くまで実家にパラサイトしてる中、私だけ体売った金を貯めて18で部屋借りて出ていったものの
仕事は何してるとか聞かれた事もなかった


話戻って、人生初の就活サイトを覗いてみて
まず学歴でつまづきました。大概は高卒以上
私が見てるのは障害者雇用なのに、それでも学歴はいるのか…
産後のポンコツ頭でも幼子を抱えて、勉強し直せば高卒資格でも取れるのだろうか?と少しだけ頭を翳ったものの
家事育児仕事勉強、を両立する自信はあまり無かった

このまま学歴不問のハード肉体労働なパートを続けていくべきなのやら
しかしそれもいつまで体が持つか?
学歴というのは「私はある程度マトモな人間ですよ~」という証明なんだなとやっと気付いた

子供生まれてやっと人生マトモに考え直したりしたものの、
最初から学があったり真っ直ぐに生きられている方々とはどうも出生から差をつけられたままで
コンプレックスは広がるばかり
どうすればいいのやら…

私の人生を立て直そうとするきっかけをくれた子供には本当に感謝なのに、
まず立て直しの基礎骨組みから始めないといけない深さ。
自分にそこまで時間も金もかけていられないというのに…何とも歯痒い

こんな所に書いてもしょうがないのかもしれないけれど、恥を忍ぶ思いで

こんな吐き出しの文を読んで下さった貴方様に感謝します

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