足踏みしてても靴は減る

4/9から何回もノートを書いて投稿した。投稿しない文章も書いた。

ある著名なカメラマンがInstagramで、「読んでもらえない物語を書く意味はあるのでしょうか。」とフォロワーに質問され、「あると思います。なぜらならその作業自体が自分の魂を救うからです。誰かに見せるためだけに何かを生み出す必要はないと思います。」と答えていた。

思わずスクショしたが、こういう本当のコトは相手と状況によってはなかなか受け入れ難い。

知らない人にわかったようなことを言われると「ケッ!」っとなってしまう。

けれど4/9からの間、書いててこの事なのかと考えずにいられなかった。



久しぶりにコンバースのオールスターを買った。まだ生きるんだなと思った。子供の頃から慣れ親しんだオールスター、みんな穴が空くまではいた。親父のサイズは30センチ。バスケのために作られたゴム底ペラペラオールスター。ウォルトは1試合100得点、ゴリアテは誰も愛さないの言葉を残した超人ウォルト。歩くの向いてないオールスター、足が痛くなるオールスター。高校の頃は3千円で買えたオールスター。

中学の時に蛍光オレンジのローカットをはいていたら、学校にはいてくるなと音楽教師に言われたような記憶がある。彼女の名前も顔も思い出せない。彼女もきっとそうだろう。