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シグニールハウス 4月 別視点編

4月中旬、全てが始まった。

これは元々計画されていたものではなく1ヶ月前頃にノリと勢いでシェアハウスすることが決まったものであった。

しかし私たちは金欠でありあまり現実的とは言えなかった。
そんな中これを実現できたのは同居人とその親のおかげであり私側はほぼ何もしていない。
言われるがままに金を払っていたら全自動で実現された。
同居人とその親には感謝しかない。

シェアハウス初日、私は引越し費用を踏み倒すためリュックやショルダーバッグ5つと手さげ袋2つのフルパワー構築を使用し片道2時間で新居へと向かった。

本来1時間で着くはずだが荷物が重すぎて休憩を挟みながら移動したら2時間が経っていた。

最寄駅は実家の最寄駅のことである。

貧弱な私にはしんどいものであったが気合いで乗り越え新居の近くの道で合流することができた。

その数日後、金無しの私たちをGPが襲う。
みんなオリジナルしか参加しないため土曜日の夜に同居人のチームのメンバーを家に招きみんなでお泊りをする。当初泊まる予定のなかった人も終電を逃したため泊まることとなり5人で泊まることとなった。
この5人で過ごした一晩はすごく楽しかった。
そのおかげか存在しない修学旅行の記憶が蘇った。

GP当日、同居人はなぜか5k入ったICカードを失い私はサブイベのcsのために5kのBOXを購入。
互いに5kの損失。これが後からじわじわと私たちを苦しめることとなる。

その後真面目にお金の計算を行いここでようやく危機感を持つようになる。
メルカリ真剣部の開幕である。

金無しで仕事のせいで時間もないこの生活だが私には密かな楽しみがある。
深夜の談笑である。
いや、これは談笑ではない。私が1人で喋って1人で笑っているだけのホラーである。

去年度の失恋を無限に引きずり毎晩同居人にその話をし私は自分で話して自分で爆笑する。
ただ過去を引きずってるダサいだけの奴に見えるかもしれないがこれには2つ意味がある。

1つは自らの失態を忘れずにいること。もう1つは笑うことによるストレスの軽減である。

こうして始まったシェアハウス、これからも可能な限り継続させたいと思う。

どうやら同居人視点の記事もあるらしいのでそちらもぜひ読んでいただきたい。

実際は私がこれをパクっただけであるが。

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