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大山のこと!カケルメンバーに聞いてみよう! Vol2. 辻昌宏(日本モルック協会公認指導員)

こんにちは!
シゴト場カケルオンラインメンバーのすーです。


シゴト場カケルは、鳥取大山(だいせん)を拠点にした紹介制のシェアオフィス、さまざまなメンバーが集まる場です。今回は新しいインタビュー企画「大山のこと!カケルメンバーに聞いてみよう!」の第二弾です!

上の図のように、「小さな投資プロジェクト」に手を挙げて「カケルチャレンジャー」になると、様々なスキルを持ち、様々な活動をしているカケルメンバーに相談することもできるんです。


カケルメンバーへのインタビューでは「大山」に関わる質問を通して、改めて「大山」や「カケルメンバー」のことを少しだけ浮き彫りにできればいいな。


インタビュー企画第二弾はスポーツイベントコンサルタントであり日本モルック協会公認指導員、モルック師範のじーつーこと辻昌宏さん(以下じーつーさん)


20年余りお勤めになった東京の百貨店を早期退職ののち、かねてから取り組んでいたビーチテニスを沖縄で広めるべく沖縄へ。4年半の沖縄時代を経て鳥取大山に移住したのは2年半ほど前なのだそう。ビーチテニスを中心に様々なビーチスポーツに取り組む中で、昨年2022年11月には「モルック鳥取」と「大山モルック道場」を立ち上げ、モルック競技とその普及に力を入れて活動中!大山からモルック日本代表を輩出する意気込みです。


2022年秋この小さな投資プロジェクトでカケルチャレンジャーとして参加。モルックを購入し、指導者講習を受講した先輩チャレンジャーでもあります。


じーつーさんといえば今や「鳥取大山のモルックの人」だけれど、なぜモルックなの?というところから、今とこれからのじーつーさんの活動、じーつーさんにとって鳥取大山はどんなところ?などお聞きしてみました。


そしてインタビューの最後にはじーつーさんの知られざる一面が⁉お仕事ご一緒させていただいたらすごく楽しそうです!読み進めてみてくださいね。


カケルメンバーインタビュー:じーつー(辻昌宏):G2

ー何がキッカケで大山とかかわりはじめたのですか。


G2:
元々沖縄から事業に誘われて鳥取県に来たときは鳥取市の賀露海岸でビーチテニスをすることになっていたところ、コロナ禍で会場が使えなくなってしまって…急遽境港のビーチバレー場を拠点にすることに。しばらく鳥取市から土日に通っていたけれど細長い鳥取県。片道100キロ通うのはすごく大変でした。


その頃ちょうど一緒にビーチスポーツをしていたまーしーがいて、ちょうど大山町でわたげ荘を立ち上げるところだったんです。それで土日だけわたげ荘に泊まって境港に通って。そのうちわたげ荘をシェア別荘にするということでそのメンバーとして大山町に滞在し始めました。結局鳥取市の家を引き払って大山町を拠点に。それが2022年の4月くらいですね。


すー:本格移住からちょうど1年くらいですか!ですが初めからモルックしに来た!って感じではなかったんですね。

ー鳥取大山はどんな場所だと思いますか?


G2:
なかば流れで鳥取大山に来たところもあるけれど、人と人とのかかわりで言えば、沖縄に4年間半いた時よりすでに住んで3年未満の鳥取大山の方が知り合いが多い!


鳥取県の人は外からきた人に対してウェルカム度が高くて、すっと入れる!
元々住んでいる人との線引きがない感じ。ビーチテニスのお客様だった人達が気軽にモルックチームの仲間になってたりするし、しかもそういうのがすごく早い!


すー:それで9月にモルック始めて12月には大山初のモルック大会を開催なんてすごい速さでできちゃうんですね。


G2:しかもモルックをやっていると、どの県の人もすぐ友達になる感じで大会で「はじめまして」の人たちともその場で決めて交流戦したり、負けた者どうしで対戦したり、ものすごい勢いで知り合いが増えていく感じ。6月に大山で大会をするんだけど大会参加者が県外も含めて100人を超えていて盛り上がってます。


すー:やっぱり凄い勢い!だけどどうして"ビーチテニス→モルックも"になっていったのですか?


G2:実はモルックは鳥取県に来るタイミングで色々なビーチスポーツの一環でビーチでは始めていたんです。


だけど芝生とか土の上でやったらめちゃめちゃ面白かったのと、鳥取大山に来た頃にちょうどモルックがものすごい勢いで流行ってきていたから、なんでこんなに急速に普及してきているのかこれは学んでおきたいなって。日本のモルック競技人口が100万人を超えて2年前の約20倍…。ビーチテニスの指導員としてはビーチテニス普及のヒントをモルックに見つけたい!ってことで。


そのタイミングでたまたまモルック協会普及部の募集があって、実際協会の中で普及部員としてやってみたら組織の仕組みがしっかりしていて急速な広まりの理由が分かってきました。全国に散らばる20名くらいの普及部員はモルック体験会の依頼を受けてイベントを作りこんで講師を派遣したりしているんです。


すー:鳥取大山のモルック環境はどうですか?


G2:例えば今モルックは大山町のスクエア中山という施設を借りて活動していて、そこは屋根もナイター設備もあります!!地域の人たちに親しまれている場所を定期的に使える恵まれた環境。昼間は隣の公園で遊んでいる子供たちが「あ!モルックのひとだ!」なんて寄ってきてくれて自然に輪が広がっています。


直近では、大山町内に10ある自主組織(地区ごとのまとまりみたいなもの)のうち自分が住んでいるエリアの自主組織「楽(たの)しも中山」で今月(5月)から月1回、子供も大人も参加できるモルックのイベントができることになりました。回覧でモルック練習開催のお知らせも回してもらえるし、それで持続的な活動になっている感じです。


すー:じーつーさんのお人柄もありますよね?でも、県外からやってきても地域のコアなところで活動できる鳥取大山の気質みたいなものを感じます。

ー今、鳥取や大山で進めているプロジェクトはありますか?プロジェクトに関わりたい人は募集してますか。


G2:
今は仲間たちも"モルックという競技が好き"で真剣に練習して大会に出てという感じだけれど、モルック発祥のフィンランドではモルックはサウナとビールとセットという感じのレジャー的な要素のあるものなんです。


だからこれからはカフェとかバーベキューのような「食」と絡めたイベントをしていきたい。小学生からご高齢の方もみんな参加できるスポーツの良さが活きてくるかな。


すー:大人も子供も楽しめる裾野の広いスポーツ「モルック」と「鳥取大山の食」がミックスされたら最高に楽しそうですー。今現在の活動はどんな感じですか?


G2:今現在の取り組みとしては6月25日まで毎週末皆生温泉海遊ビーチで開催されている”カイケジャンボリー”のビーチスポーツ体験の運営に中心的に関わっていて、その中にもちろんモルックもあり。


5月21日からは大山町下中山で月1回モルックの会
を開催!

来月6月からのお知らせチラシ


どちらも気楽にどんどん参加してほしいし、昨日(5月14日)の湯梨浜町のモルックのイベントには「モルックやりたい!!」ってことでなんと智頭町やはわい温泉からも参加してくれました!今度自分たちのところでもやりたいから講師として来てと依頼を受けたり。繋がってどんどん広がっていく感じがすごくいい流れです。


すー:気になったらモルックのイベントに参加してじーつーさんに声をかけてみていいですよね?


G2:県外など遠くからのご参加もTwitterにメッセージでくれたらいつでも大歓迎です!


ー最後に…!この相談ならお任せください!ってことを教えてください。


G2:
モルックじゃないんだけど…百貨店にいた頃、販売促進の部署にいて、物産展など食のイベント企画をすることがめちゃめちゃ多かったんです。だから例えば鳥取大山で何かイベントをしたいとか、食べ物関係のことしたいとかあればお手伝いできそう。仕事で美味しいもの探して47都道府県全部回ってたし。食やスポーツに関係したイベントをしたい人がいたらお手伝いできるし企画の相談もどんどんしてもらえたら!


すー:スポーツも食もですか?それは鳥取大山でこれから何かしようという人にもぴったりですね!


G2:実は移住前にビーチテニスの大会で鳥取県に来た時にもったいないな、っと思ったことがあって…それは「3回鳥取県来て1回も美味しいもの食べたことがなっかた」ってことなんです!


なんか美味しいものない?って聞いても鳥取県の人ってわりと「蟹の時期じゃないから何にもないかなー。焼肉いこっか。」てなるからがっかりした。自然もそうなんだけど当たり前にある美味しいものって気づかないんだよね。


普段の食事(食材)のクオリティがめちゃめちゃ高いのにそれがおもてなしになると思っていない。普通のものだけど住んでみたらすごくいっぱいいいものがあるのに!!もっとPRできたらいいよね。そうしたらもっと人口も増えるんじゃないかな。


県外から何か持って(思って)来た人でもやり方が分からなかったりすることってあると思うから、スポーツじゃなくてもなにかお手伝いしたいです!


話し手:辻昌宏(日本モルック協会公認指導員)
聞き手:鈴木雅子(シゴト場カケルオンラインメンバー)
※文中の記述はインタビュー当時の内容です



“鳥取大山のモルックの人じーつーさん”。ビーチスポーツ普及、モルック普及に大活躍の移住人。今していることに全力で最高に充実している感じです。そのことが魅力となって廻りの人たちを惹きつけるんだな。でもそれは情熱だけではなくて、以前のお仕事での経験に裏打ちされたイベント企画力や提案力がピリリと効いている感じ。どんな経験も積み重なって今がある。そう考えたらこれから何かしてみたいな、という方も思ったらまずやってみる!というのがいいよね。お話を伺いながら思いました。改めてインタビュー協力ありがとうございました。


引き続き、小さな投資PJでは、「カケルチャレンジャーとして何かやってみたい!(挑戦メンバー)」「鳥取や大山でチャレンジする人をサポートしたい!(寄付メンバー)」という方を募集しています!ぜひ興味あれば、下記ご覧ください、あなたにお会いできるのを楽しみにしています!
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