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7月22日

今日は彼と、彼の会社の先輩と3人でお好み焼きを食べに行った。彼の先輩はほんとうにめちゃめちゃ素敵な人なのだ。入社して1年目のとき、彼はすっごく仕事がしんどそうだった、人間関係に困っていてでも私はなにもできなくてどうか彼の周りの人が彼に優しくありますようにと思っていた。
その次の年に異動になった先で一緒になった先輩がその人なのだがその人に会ってから彼はなんだか丸くなったし仕事も楽しそうでよかったなあと嬉しい気持ちである。

話にはよく聞いていたし、何度か顔をみたことがあったがしっかり会うのは初めてで緊張した。
なんだか昨日彼は仕事ですごい嫌なことがあったらしい、それでほんとうは昨日その先輩と飲みに行く予定だったのだが先輩の奥さんがもうすぐ出産で実家に行かなければならなかったらしく昨日は飲みに行けなかったのだ。そのリベンジが今日らしい。
嫌なことあったらお酒飲みたくなるのがすごく分かるし、話聞くのは全く知識のない私よりも信頼してる先輩の方がいいんだろうなと思っていたからよかったなあと思った。

でも私はなによりもまずお好み焼き屋さんでタネを運んできてくれた84歳のおばあちゃんが最高にかわいくて、幸せな気持ちになってしまった。最初はあんたら自分で焼けるかい??と言っていたのに不安そうな顔をしていたら結局全部おいしく作ってくれた。タネをさっくり混ぜて鉄板にのせ、空気を抜かないように形を整えて、ひっくり返せそうな時間になったらまた来てくれて、ひっくり返してソースを塗ってお手本みたいに細かいマヨネーズをシャーっとしてくれた。

本物だしお店なのに、思わずお店みたい!と言ってしまうほど上手でおいしいお好み焼きだった。

3人で笑いながらお腹いっぱいにごはんをたべて、ビールも飲んで、私は先に帰って彼と先輩は街に飲みに行った。

彼がトイレに行っている間にしたいや~、ほんとうに面倒みてやってください、よろしくお願いします。いやいやこちらこそ、みたいなやりとりも何だかおかしかった。

かわいいおばあちゃんと、素敵な彼の会社の先輩と、おいしいごはんと、ほんとになんだかいい1日だった。クリーピーナッツのオールナイトニッポン聴きながら寝る。

ではまたあした

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