田中宏幸

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社や株式会社マイナビでデジタルマーケティング担…

田中宏幸

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社や株式会社マイナビでデジタルマーケティング担当者として勤めた後、自身でスマート・ウェブ・コンサルティング合同会社という会社を立ち上げ、デジタルマーケティングのコンサルティング業や仕事に役立つ情報の発信を行っています。よろしくお願いします。

最近の記事

会社で宗教に勧誘されたときの対処法 - その本当の危険性と断り方

まれなケースではありますが、上司や先輩から特定の宗教に勧誘され、無下にもできず困ってしまうということがあります。特に経営者の中には、特定の宗教に熱心な方も多く、程度の差はあれど、社員にも信仰を望むことがあるようです。 現在の日本においては、憲法で思想・良心の自由が保障されており、他者に特定の宗教への入信を強要されることはあってはなりません。しかし、会社という閉鎖コミュニティにおいては、有形無形を問わない圧力によって、そのような理屈が通じないことがあるのも事実です。 それで

    • 上司や部下に話が通じないときの対処法 - 誰が悪いのか

      会社では、仕事の相談や報告、提案など、あらゆる場面で、他の人への説明が必要となります。 しかし、一生懸命に説明を尽くしても、こちらが伝えたい内容を、相手に正しく理解してもらえないことがままあります。いったい、なぜなのでしょうか。 今回は、上司や部下に話を理解してもらえないときに、どのようにすれば伝えたいことを伝えられるのかを、「相手に話が通じない3つの原因」をもとに、考えていきたいと思います。 相手に話が通じない3つの原因相手に話を理解してもらえないとき、その原因は、以

      • 新しい職場にすぐになじむためには - 中途入社時のよくある失敗

        転職した際に、新しい職場になじめるのか、新しい仲間とうまくやっていけるのかは、誰もが不安に思うことでしょう。 特に意識することなく、すんなりとなじめる人がいる一方、多くの人が新しい職場での出だしにつまづいてしまっているのが現実です。 今回は、転職して中途入社で新しい職場に臨む人たちに向けて、新しい職場で受け入れてもらうためには何が必要なのか、中途入社者が犯しがちな過ちは何か、失敗しないためにはどうしたらよいのかをお伝えできればと思います。 新しい職場に受け入れられる条件

        • 女性社員に嫌われないための10か条【男性向け】 - なぜ嫌われる?

          女性社員に嫌われている男性社員は、周りから見ても、嫌われて当然の言動をしている人がほとんどです。しかし、意外なことに、男性社員本人にその自覚がないことはめずらしくありません。 今回は、男性社員が自覚なく女性社員に嫌われる言動を繰り返してしまう理由を考え、実際に女性社員に嫌われないために心得るべき10か条についてご紹介したいと思います。 女性社員に嫌われないための10か条相手が大人の対応をしていることを理解する 身なりを清潔に保つ スメハラに気をつける 容姿や年齢につ

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          スメハラ(スメルハラスメント)とは? 意味と主な原因と予防方法

          スメハラ(スメルハラスメント)とは、職場などにおいて、自覚、無自覚を問わず、体臭や口臭などのにおいで、周囲の人に不快な思いをさせ、迷惑をかける行為を意味します。 においを意味する英語の「smell(スメル)」と、嫌がらせや悩ますことを意味する英語の「harassment(ハラスメント)」を組み合わせた和製英語として、「smell harassment(スメルハラスメント)」という言葉は生まれました。省略して「スメハラ」と呼ばれています。 今回は、その主な原因と予防方法につ

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          管理職になるときの注意点 - 初めてのマネジメントで失敗しないために

          課長や部長などの管理職は、一般の社員と何が違うのでしょうか。 なんとなくイメージはできても、仕事内容は具体的にどう変わるのか、どのようなスキルや知識が必要になるのか、リスクは存在するのかなど、わからないことも多いかと思います。 そこで今回は、管理職になる前に知っておきたい、管理職で失敗しないための注意点をご紹介します。 従業員側から経営側へなぜうちの会社はこうなのか、どうして上司は組織を改善しないのか、社員同士で会社や上司の愚痴を言い合う、よく見られる光景だと思います。

          管理職になるときの注意点 - 初めてのマネジメントで失敗しないために

          20代からのキャリアプランの作り方 - 中年で無能社員と呼ばれないために

          同じ年代の社員でも、仕事ができる人とできない人では、驚くほどの差があります。その差は、40代50代の中年と呼ばれる年齢層に差し掛かると、より顕著なものとして現れます。 そのような差は、どのようにして生まれるのでしょうか。生まれながらの地頭のよさによる差もあるでしょう。しかし、最も大きい要因は、社会人になってからの日々の過ごし方、一日一日の積み重ね方によるものだと言えます。 その毎日の積み重ねが、40代50代になったときに、途方もなく大きな差として現れてくるのです。 今回

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          外部委託先の担当者の質が悪い/使えないときの対処法と事前の回避法

          会社で事業を進めていく上で、自社でまかなえないことは、外部の専門業者に委託することも多いかと思います。 しかし、外部委託先の業者と仕事を進めていく中で、業者の担当者に思いどおりに動いてもらえず、苛立ちを募らせる経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。 わざわざお金を払って、その道のプロにお願いしているはずなのに、肝心の外部委託先の担当者が無能で自分の手間が増えてばかり…。 今回は、そんな外部委託先の担当者の質が悪いとお悩みの方や、これから悩むかもしれない方に向

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          テレワーク/リモートワークで無能がバレる? その理由と対処法

          新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行以降、テレワーク(リモートワーク)を大規模に導入、推進する企業が増えました。 そのような中で聞かれるようになったのが、テレワークを通じて、仕事ができない社員や仕事をしていない社員があぶり出される結果となったという話です。 なぜ、テレワークによって、無能社員があぶり出されてしまうのでしょうか。また、テレワークによって、無能社員のレッテルを貼られないためには、どのようにしたらよいのでしょうか。 なぜテレワークが無能社員をあぶ

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          男は結婚しないと出世に響く? - その5つの理由と未婚者にできること

          本来、会社における昇進は、実力主義であるべきです。 しかし、残念ながら、昇進が実力以外の要因に左右されるケースはめずらしくありません。 それは、年功序列であったり、コネであったり、ゴマすりの結果であったり、昇進を決定する人間の目が節穴だったり、様々な理由によるものです。 そのような理由の中でも、よく耳にはするけれど、昇進との因果関係に特に納得がいかないものとして、「男は結婚していないと昇進できない」という話があります。 結婚しているかどうかなどというプライベートなこと

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          合理性を捨てがちな男性社員 - 女は感情的、男は理性的のウソ

          「女は〇〇だ、男は〇〇だ」といった性差によるレッテル貼りは、昔からよく行われてきたものです。その中の一つである、「女は感情的、男は理性的」といったレッテル貼りも、いまだに根強く残っているものになります。 昨今は、「女は感情的、男は理性的」と口にする人自体は少なくなってきました。しかし、その少なくなった理由は、事実関係が否定されたからではなく、「そういうことを口にしてはいけない風潮だから」、「性差に言及するとハラスメントになる時代だから」といったように、口にはしていないだけで

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          出世を嫌がる部下の説得方法 - 管理職のメリットを言えますか?

          「最近の若者は出世を嫌がる」と言われ始めてからときは過ぎ、各種アンケートの結果を見ると、今や出世を望む若者の方が少数派となっています。 優秀な若手を管理職に昇進させたいのに、当の本人が乗り気ではなく、お困りの管理職の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、若者が出世を嫌がる理由と、出世を嫌がる部下の説得方法について、ご紹介できればと思います。 なお、ご自身が出世をしたくなくてお悩みの方は、以下の記事をご参照ください。 なぜ若者は出世を嫌がるのか若者が出世を嫌が

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          悪用される36協定の特別条項、守られない残業の上限時間のなぜ

          36協定(さぶろくきょうてい)と、その特別条項について、普段、働いている中ではあまり意識することはないかもしれません。 しかし、それらについての理解が足りないばかりに、知らず知らずのうちに法律で認められている以上の不当な残業をさせられている(させてしまっている)ことはめずらしくありません。 そこで今回は、36協定とその特別条項についてわかりやすく解説し、法律で規定された残業の上限時間が守られていない実態について、ご紹介できればと思います。 36協定・特別条項とは? 労働

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          上司が部下に言ってはいけない一言5選 - 部下のやる気を粉砕

          日々の上司のなにげない一言が、部下のやる気を削いでいます。 今回は、上司が部下に対して言ってしまいがちな5つの言葉をピックアップして、その発言がなぜいけないのか、本当はどう接するべきなのかについて、ご紹介できればと思います。 「なんでこんなこともできないの」自分なら簡単にできることを、部下ができなかったり、手際が悪かったりした際に、上司は部下に対して「なんでこんなこともできないの」などと言ってしまいがちです。 しかし、部下を指導するという上司の役割を考えれば、部下がうま

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          周りが全員バカに見えるときの対処法 - おかしいのは自分か周りか

          「周りの人間が全員バカにしか見えない、バカだとしか思えない」と憤る人がいます。 そのような人たちに実際に話を聞いてみると、そのパターンは大きく以下の二つに分かれていることがわかります。 その人の認識に誤りがあり、その人自身に問題があるパターン 実際に、周りの人たちに問題があるパターン 今回は、周りが全員バカに見えてしまいお困りの方へ、パターン別に対処法をご紹介したいと思います。 おかしいのは自分か周りかまずは、問題が自分の側にあるのか、周りにあるのかを、今一度、冷静

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          経営陣が無能に見えるときの考え方 - なぜ経営陣は的外れなのか

          現場の社員たちにとっての共通の話題と言えば、上司や経営陣の悪口です。 実際、現場の社員たちから見ると、経営陣が何もしていないように見えたり、的外れなことをしているように見えることも多いのではないでしょうか。 しかし、経営陣は、曲がりなりにも、会社を興して大きくしたり、競争を勝ち抜いて出世してきた人たちです。無能なはずがありません。 なぜ、そのような印象と実態の乖離が起きるのでしょうか。今回は、経営陣が無能に見える理由や、彼らが会社の問題を解決する気があるのかいまいちよく

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