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#79 ゼロからの『資本論』|齋藤 幸平

前回に引き継き斎藤幸平さんの著書です。
どこかで聞いたことある内容だと思ったら、本書は『NHK100分de名著 カール・マルクス『資本論』』の内容を加筆したもので、同テレビ番組を見てました。

資本とは金儲けの運動でこれが第一目的になっているのが資本主義であり、すべてのものを交換可能で比較可能なものにしていく。

資本家も労働者もこの運動の歯車のなかで常に動き続け、止まれないという点が興味深いです。地球規模のテーマですが、個人レベルで考えると結局なにを大切に生きるのかという問いに接続します。

最近はこれを聴いて右に左に揺さぶられながら刺激を受けています。

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