バカバカしいことに真剣に取り組む 2016年9月16日
自称「笑いっぱなしの女」神垣です。
好きなんですよね～
このシリーズ！
2003年刊行の「本人の人々」
2012年刊行の「本人伝説」
そして、今年8月30日に刊行された
「本人遺産」
3冊とも持ってます。
「本人伝説」は人に貸したら、
そのまま帰ってきません。
面白すぎて、人から人の手に渡っているのでしょう。
今回も本人役の南伸坊さんと写真担当の南文子さんは
期待を裏切りません。
あ、「本人」シリーズとは
イラストレータでエッセイストの南伸坊さんが
各界の著名人、話題の人になりきり、
それを奥様の文子さんが撮影するという
「オール讀物」の人気連載「今月の本人」のことです。
絵に描いたようなおむすび型の顔をした伸坊さんが
テクニックを駆使してトランプや舛添さんやベッキーになりきった
「顔」の数々。
ものすごく似ているものもあれば
かなり強引に似せたものもあって
涙が出るほどおかしい。
1回見ても、また見たくなる中毒性があります。
今回の「本人遺産」も
清原和博、松本清張は激似ですが
五郎丸とかキムタクは微妙。
又吉とか美輪さんはあんまり似てません（が、面白い）。
「アナと雪の女王」のエルサや
ふなっしーにもなりきっていて
伸坊さんのクリエイティビティは本当にスゴイ！
一番笑ったのは
ハンマー投げの室伏広治。
首の太さの表現方法が秀逸で
「こうきたか～」と
圧倒されるやら、おかしいやら。
今回で抱腹絶倒の「本人」シリーズも完結するらしく
残念でなりません。
まさに、遺産級の面白さ。
あなたもぜひ、読んで笑ってください。
バカバカしいことに真剣に取り組む
伸坊夫妻の姿勢が大好きです！
（VOL.2715 2016年9月16日配信 【仕事のメール心得帖】あとがきより）
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