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誰がために生きる? 2015年7月31日

 自称「はっとした女」神垣です。

 
 今回は、読む時間がなく
 紹介する本がありません……。
 仕方がないので
 今週読んだ「週刊現代」8月8日号の記事をご紹介します。

 TBS日曜劇場『ナポレオンの村』モデルはこの人です

 というタイトルで紹介されている
 限界集落を甦らせたスーパー公務員
 高野誠鮮(じょうせん)氏。

 スキンヘッドがいい感じの59歳。
 名前でピンときた人もいると思いますが
 実家は560年の歴史を持つお寺。

 大学から上京し、
 一時はテレビの構成作家やライターとして活動していた高野さんは
 20代の終りに地元、石川県羽咋市に戻ります。

 兄が継がず跡取りがいなくなった寺を
 次男の高野さんが継ぐことになるのですが
 当時はまだ父親が住職だったため
 市役所の職員に。

 町おこしのプロジェクトを次々に立ち上げるも
 出る杭は打たれ
 陽の当たらない部署
 農林水産課へ異動。

 農業は素人ながら
 農家の自活自立を目指し奔走するうち
 地元特産の「神子原(みこはら)」の米を
 ローマ法王に献上することを思いつきます。

 それからのすったもんだをまとめたのが
 高野さんの著書「ローマ法王に米を食べさせた男」。

 この著書が
 今、放送されている唐沢寿明主演のTBSのドラマの
 原案として使われているんですね。

 週刊現代の記事の後半に
 こんな一節があります。

 僧侶として葬儀を数多く経験してきた
 高野さんは、死ぬ時にこそ、人の本当の姿がわかると言います。

 「本当に社会に尽くした人は、社会が泣いてくれる。
  家族に尽くした人は、家族が泣く。
  でも、自分のために生きた人は、誰も泣いてくれません


 と。

 が~ん、
 自分のためにしか生きていないわたしは
 誰も泣いてくれんのか……。

 今からでも
 社会や家族に尽くすのが遅くなければ
 心を入れ替えるべきかも……

 と、ちょっと考えさせられました。

 わたしも高野さんのように
 世のため人のために清々しく生きていけるだろうか……


 今回は、まだ読んでないけど
 読みたくなった本として、ご紹介します!

高野 誠鮮 著「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」

(VOL.2464 2015年7月31日 配信 メールマガジン あとがきより)


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