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虹を見たかい? 2022年1月12日

 おはようございます。自称「見た女」神垣です。

 こんなことは初めてです・・・

 昨日、虹を見ました。

 しかも1日に3つも。

 昨日の広島市内は不安定なお天気で
 雨が降ったり、晴れたりの繰り返し。

 15時頃に広島市内西部の商工センターを
 車で移動していたのですが
 駐車場に車を止めた途端
 建物のすぐ向こう側から虹が始まっている……

写真では遠くに見えるが、ドラッグストアのすぐ向こうから“生える”ように虹が出ていた
(ドラッグストアの駐車場Jから撮影)

 こんな間近に虹を見たのは初めてです。

 その後、帰宅してから洗濯物を取り込もうと
 ベランダに出ると、東の空に
 またもや虹がかかっているではありませんか。
 しかも2本も!

 薄く太い虹と
 それより細くくっきりした虹が
 2本平行にかかっていたのです。

 ところで、虹を数える単位って?
 小学館の「数え方の辞典」で調べてみました。

   定まった数え方はないため
「本」「筋」を用いるのが一般的なのだとか。
 詩的に数える場合は「橋(きょう)」も用いられるそう。

 ちなみに「虹」は夏の季語。
 雨の後、太陽と反対側の空に現れる虹は
 夏の夕立の後に発生することが多いためです。

 でも、冬に出る虹も
「冬の虹」「時雨虹」の季語があります。
 夏の虹に対し、ひっそりとして物寂しい印象がのある
 冬の虹。

 ですが、わたしが目撃した「時雨虹」は
 一瞬の晴れ間にぱぁ~っと大きく現れ
 インパクトがありました。

 その後、自宅のベランダから見た2筋の虹は
 薄日の中にふわりと現れ、はかなく消えていき
 いかにも「冬の虹」という趣。

ふり向けば雲のくらさへ時雨虹  安原葉

外泊の自宅へ急ぐ時雨虹  高木智

二重の冬の虹のメカニズムは、こういうことらしいです。

#俳句がすき

(2022年1月12日 VOL.3942配信 メールマガジン あとがきより)




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