げた

早くインターネットになりたい

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ワンドリンクのプラカップさっき捨てとけばよかった

このまえ珍しく体調の良い日があったので、アマゾンプライムを使って自宅で映画を観た。観たい映画は特に無くて、動画配信サービスを利用して自宅で映画を観たことがない、というコンプレックスを解消するのが主目的だった。アマプラのトップページに表示されていたジョン・ウィックをなんとなく選んだが、ジョン・ウィック以外の人物の見分けがつかなくて、ジョン・ウィックが誰を追って誰に追われてるのか最後まで覚えられなかった。 映画鑑賞中に限らないが、音楽ライブや演劇、テーマパークのパレードなどを観

    • 毎日毎日馬鹿みたいに

      気分変調症のうつ病(二重うつ)は再発率が高いそうで、かく言う私も既に2回かましている。どんなに努力しても、どうせそのうちまた病気がぶり返す。そうしたら数ヶ月動けなくなって貯金をすり潰して、宅間守とお揃いの薬を処方されて、その前後の記憶が全部薄まってフィジカルだけが経年劣化していくだけで、なのにいま毎日毎日馬鹿みたいに、まるで未来ある若者であるかのような面構えで仕事して、毎日毎日馬鹿みたいに……と、そんなことを考えては、只々落ち込むナイーブな時期もあった。 が、どうせ死ぬのに

      • ビハインドザマスク

        呼吸が浅くなるのは鬱病あるあるだと思うけど、このあいだ外出したら、マスクがあまりにも息苦しくてえらいことになった。アナログシンセが終始みょーーんっていってるタイプの音楽を聴いていたせいか、謎のトリップ感まで得られた。本屋の書架の前で足に根が生えた。過呼吸持ちの人はもっと大変だろうな。 私は出不精の割にメイクが嫌いじゃないので、時々無意味に化粧をする。特にアイメイクが好き。用事もなく化粧を始める日は、目元をごちゃごちゃいじるだけで果てしなく時間を使う。満足したら、顔の下半身は

        • グレース・ケリーのように : 5/6

          大量服薬時に体へ溜め込んだルネスタやらベルソムラやらの霊圧がようやく弱まってきたようで、咀嚼・嚥下・消化周りの不自由さは抜けてきた。私は昔からどんなにドぎつい風邪を引いても、食欲だけはしぶとく残り続けるタイプだった。こうなるともう、食うだけ食って横になり続けるだけのシンプルデブでしかない。睡眠に関しては、「横になっても寝れない」状態から「横になったら多分寝れるけど、横になるための支度ができない」状態になった。いわゆるうつっぽい状態が落ち着いてきたので、気分変調症のみの状態に戻

        ワンドリンクのプラカップさっき捨てとけばよかった

          ほとんどニートじゃん : 4/22

          週明けになったら家でできる仕事を少しだけ振ってもらおうと考えていたが、平均睡眠時間が2〜3時間ほどなので、単純作業すら給料分の成果物を上げられそうもないと自己判断してやめた。小さい会社でいま大変なはずなのに、とにかく医者の話を聞けと言って、それ以外は全て自由にさせてくれる社長と上司には頭が上がらない。 上司はヒプノシスマイクが好きなので、この前の配信ライブのブルーレイが発売されたら絶対に(フラゲしたうえで)プレゼントするから買わないでください、と伝えておく必要がある。あ、次

          ほとんどニートじゃん : 4/22

          クソみたいな金縛り : 4/18

          この日の入眠は大荒れだった。今日こそはまともに寝たいと思いつつ目をつぶって、2時間弱ほど根気強く瞑想し続けた末、ようやく眠気の尻尾のような物を見つけて掴んだ。 瞬間、久々の回転性めまい(右回り)とともに、首の後ろ側に竹刀で打たれたような衝撃を感じた。視界が真っ白になり、自分のものとも他人のものとも思えない叫び声に包まれる。心の中で超大音量の舌打ちをした。私の金縛りの導入部は毎度この演出なので、自分の自律神経に対してめちゃくちゃイライラする。無駄にドラマチックにしてんじゃねえ

          クソみたいな金縛り : 4/18

          眠り薬をください私にも : 4/17

          タイトルは中島みゆきの「鳥になって」という曲の歌詞だが、スピッツの同名曲が好きでよく聴くため、そっちを再生しようとして間違えて中島みゆきを流してしまい度々びっくりする。 医者が一日一回分のデパスしかくれず、就寝前に服用する取り決めと相成ったため、パキシルの離脱症状で脚がヤク中の如く震え続けている。あと普通にデパスだけじゃ寝れない。布団に入ったところで、1時間おきに30〜40分ほど覚醒してはうとうとしての繰り返しで、改めて睡眠という行為の難易度を思い知った。 起床時間は固定

          眠り薬をください私にも : 4/17

          自殺未遂未遂のあと : 4/16

          日曜の深夜に狂言自殺未遂をした。眠剤とSNRIをしこたま飲んで、奥多摩橋の欄干によりかかって爆睡していたらしく、火曜の深夜まで記憶がない。 起きたら病院にいた。トイレに行きたい。いや今おむつ履いてるから、そのまましちゃっていいよ、と看護師さんが言う。私は小4までおねしょが治らなかったせいで、おむつにトラウマがある。ぜってえ嫌だ、トイレに行かせろ。看護師さんの介助を受けながら用を足した。起立も、歩行も、着座も全てがままならず、完全に介護されていた。おむつにかました方が幾ばくか

          自殺未遂未遂のあと : 4/16

          午後の紅茶をくれたタクシードライバー

          中島みゆきが作った楽曲の中に「タクシードライバー」という歌がある。 その歌の歌詞には、泣き疲れ行くあてもなくタクシーに揺られる女と、彼女の涙を見て見ぬ振りをしながら空っぽな話を繰り返すタクシードライバーが出てくる。 涙の理由に触れずとも、見知りもしない彼女の悲しみにそっと寄り添うタクシードライバーの温かさが胸に沁みる名曲だと思う。 私はタクシーに乗るたびに、中島みゆきのこの歌を思い出す。私も、タクシードライバーとのやり取りに救われたことがあるからだ。 学生時代、入学して初め

          午後の紅茶をくれたタクシードライバー