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印度と腸

今年は花粉は多いんでしょうか?

一昨年の春から花粉症を克服したと周りに宣言をしつつも、たくさんのティッシュをカバンに忍ばせ、去年も同様に花粉症はなくなったと豪語しながら、コロナでティッシュも品薄みたいなことにビクビクしていた。

今年は今の所、目のかゆみも鼻水などの症状が出ていない。

薬を飲むのが嫌いなので、花粉症がひどい時でも自然に治るんだと信じてグズグズなまま放置をしていましたが、一昨年に腸内環境がアレルギーに関係していることを知って、食生活を見直してサプリで腸内細菌を増やすような心掛けを始めました。

とにかく添加物を取らないようにすること、工場で調理されているものは食べないようにすること。ただ東京で働いていた頃は徹底する難しくて、出張先でコンビニ以外なかったり、流れでファストフードを食べることになったり、現場のお弁当だったり、添加物を取らないようにしたくても難しい環境がありました。

上田に引っ越してきてから、生活リズムがとても安定してます。食べるものもだいたいツルヤで買って、直売所もたくさんあるし、とても良い食生活ができていると思います。サプリも取らずに発酵食品とか食物繊維で賄っています。会社員をやめて移住した一番のメリットかもしれません。

ということで完全に花粉症を克服したことをここに宣言させていただきたいと思います。ちなみに中学生の頃から悩まされていた肌荒れも大幅に改善しました。

腸のことは調べると結構面白くて、脳と腸は密接に関係しているようです。ちょっと見た目も似た感じがありますね。そもそも生物としては当然食べることが生きることですから、脳よりも先に腸があって、脳のない微生物なんかは腸によって行動が制御されるといいます。

お腹が減ったということも人間の脳によって制御されている訳でもはなく腸内細菌からの刺激によって要求が出ているとも言われていて、人間の主体って一体なんなんだろうと思わされます。

腸内細菌がその人の性格にも影響しているという研究もあります。

インドにいくと人生変わる。

そんなことありえないと思っていました。旅により外の世界を知ることが人生観に大きく影響しているというのは良くわかりますが、なぜインドだけ特別扱いなのか、自分探しってなんですかって思っていたのです。

しかし、腸の視座から考えればインドのインパクトたるや凄まじいものがありますよね。

僕も分に漏れず、インド旅のさなかに2度の腸内細菌による大クーデターを経験し、胃腸の中身が完全にリセット、

完全なる生まれ変わりを果たしております。

インド旅が他と一味違うのはこういうことかと今となっては理解しています。

それはそれは過酷な病と戦いで、高熱と嘔吐下痢で意識も朦朧としたまま4日間ほど寝込むという孤独な戦いでした。しかも2度

生まれ変わるというのは大変なことですね。実は僕はあの時死んでいて、今は死後の夢を見ているだけなのかもしれないと思うこともあります。

まぁそれでもまたいつか行ってみたいと思うのは不思議なインドという国なのでしょうか。

僕たちは食べるものでできていることは間違いありません。食べていないものからできている部分はひとつもないはずです。食べたものによって全身を支えているし、食べたものによって思考している、食べたものによって動いている。食べたものによって免疫が機能しているし、肌も荒らされる。

食は人間そのものですね。

珈琲をたくさん飲む人の性格の傾向とかもあるやもしれません。ちょっとめんどくさいみたいな分類にありそう。。



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