ドラマ『十角館の殺人』※ネタバレなし

先日読了した『十角館の殺人/綾辻行人』のHuluオリジナルドラマを視聴しました。原作を読んだときは映像化できるのかこれ!?と思っていましたがめちゃくちゃ素晴らしい映像化になってました。
なんとかネタバレ無しで魅力を伝えようと思います。

まず言いたいのは原作にとても忠実であるということ。展開や構成に改変や蛇足がないため、とても良い。
出演陣の演技も素晴らしいので、活字よりも感覚的に登場人物のキャラクター性を理解しやすい。

そしてこれは原作を読んでから視聴した恩恵ですが、とても巧妙に作られていることを感じます。素人目線でも映像作品としてかなり優れてるんじゃないですかね、って思いました。登場人物の立ち位置、画角、光の使い方、演技、設定、etc…すべてが折り重なりこれを原作忠実で映画化できたのだなと、ほんとに感動しました。
殺人事件の起こるミステリーなので、わかっている状態で見るとトリックに必要な部分というか意図的に、巧妙に、こうしてるんだな、と言う点が多々見受けられました。
なのでそういう映像作品の良さみたいなのをより感じたい人はぜひ原作を読んでから視聴して欲しいですが、そうでなくてドラマから見ても、原作同等の衝撃を与えてくれるでしょうね。


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