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俺のX 2024年8月①

7/24

結局、入院まとめは書けず。ただの不幸自慢ではない書き物にするには、ということでコチャコチャ考えていたけど、考えれば考えるほど自分が得た学びがなんだかひどく矮小に思えてしまって。

そういう観点ではない、なんかこうフックみたいなのがまだ思いつかない。難しいね。

7/29

パリ五輪の開会式、中継みてないので何がダメでIOCが謝罪までしているのかわからないね。なんかうす青いジーニーみたいなおじさんの画像ばっかり出てくる。ブルーマンの新メンバーかな。

週末はフジロックの配信をだらだら観てたけど、やっぱり「いいなあ」ってなった。いいよなあ。幕間というかライブやってないときの環境映像もなんだかよかった。いいよなあ。

でもクラフトワークは観ていないので、何で問題になっているのかわからないね。あれ前からある曲じゃなかったっけ。いいじゃんね。プロテストソングだし炎上覚悟でやってるわけだから失望されても本望でしょうし。その文脈で噛みついても大丈夫な案件?

アサクリの件もちょっと前からだいぶ炎上しているみたいだけど、これまたわからないね。単にポリコレ搾取批判の流れからはじまって制作会社が日本文化を軽視している的な話かと思ってた。お前のポリコレ観に我が国を巻き込むな的な。

とはいえアサクリは全然やったことないからここにも乗っかれない。

これらを無理くりつなげると、欧米側の日本(とかアジア諸国)への無理解に対する批判が紛糾してる感じなのかな。舐められ続けていい加減みんな怒っちゃったみたいな。 

ともあれ、一連のなんやかやに対して思うのは、Xやらネットやらで観測範囲はだいぶ狭いはずなのに、それ知らないな、わからないね、というのがえらい増えたなーという小市民的な率直な感想。情けない。それぞれ興味がないわけじゃないけど、知らないことに乗っかっていくエネルギーはなくなっちゃったなーっていう。公私の諸問題が乱立しててそれどころではないというのもある。毎日アホみたいに暑いし。

こういうと身も蓋もないけど今の俺は『閃光のハサウェイ』のタクシー運転手さんと同じマインドなんだろう。ネットを通じて認識している大多数のみんながマフティーみたいに感じる。

そうやって「暇なんだね、その人さ」って遠巻きに眺めてるうちはガンダムどころか木っ端のモビルスーツにすら乗れない人生なのかもしれんけど、それを悪いことと捉えるほどの若さも元気もない。暑いし。

でも千年先のことを考えるのは相変わらず好きだな。

何年か前に途中で詰んで投げてた『ノーマンズ・スカイ』を大きめアプデのタイミングでまた触り始めた。

難易度を下げてゆるゆるやろうということで最初から始めたんですけど、遊んでた頃から今日にいたる数年間で付与された要素が多くてびっくりした。あんな敵意はっきり襲ってくるモンスターみたいの、序盤からいた? 目標はリクガメのいる星を見つけ出すことです。

7/30

入院まとめは相変わらずぜんぜん書いてないですけど、今日は術後最初の外来受診だった。経過含めて術前の診断と変わらず予想通りで、とりあえずよかった。

もういっこ個人的でっかトピックあるんで抱き合わせて書いてしまうか。あー落ち着きたい。

7/31

なんかこう、いわゆるおもしろプロダクトとかを、悪意とか杜撰な体制とかによってなされて社会的に利害があるものだ、と断ずるのは非常に難しいよね。クソおもんな、ぐらいならまだいいけど、表現の自由とかとバチバチになる瞬間というか分水嶺というか閾値みたいのが、あるでしょう。

「これはダメでしょ」を共感ベースでやっちゃわないように落としどころを探ったりルールづくりをしたりするのは、めちゃくちゃ面倒くさいけどわりと賛成だし、そのためにもまず頭を冷やすのは肝要ね。しまむら靴下の話です。

今回のもね「別に売ってもええやん、買わんけど」くらいの低めの温度感がいちばんマジョリティだと俺は思うけど「そのマジョリティの感覚こそが共感ベースちゃうんかいコラ」ということでまたバチバチになりかねない。そういう石の投げ方している人ばっかり目立つし。

そもそも感情を揺さぶったもん勝ちっていうのがだいぶ前から軽率で不寛容でイヤだったけど、共感ベースの議論を俯瞰してるさらにイヤな層は、そういうイヤっていう感情さえもしっかり利用してきますからね。あいつらの血は何色だ。本当にイヤだなあ。この感情は俺のもんだ、とか言えなくなる感じさえある。

自由に表現をするってことと、ある表現で傷つく人がいるってことを分けて、自信を持ってしっかり放置しつつ、吹きあがった諸問題については考えをやめない、ということができるような頭の冷え方でありたいですね。冷えるかな。今日もめちゃ暑いけど。

パリ五輪、選手村のケータリングについて、俺のお気持ちでたいへん恐縮ですけども、フランスのパンとチーズとワイン、すげえ雑に出されてたやつでもめちゃくちゃうまかったことは伝えていきたい。パリ近郊でもなく、いわゆる地方都市の音楽フェスのケータリングでそうだった。

ただ量が少ないとかはどうしようもないね! 肉をよこせ!

敬愛する祖母が亡くなってしまった。ぜんぜん落ち着かない。


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