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個人面談週間 「コーチング」の学びは生かされた⁈

旅行会社時代、2011年1月に初めて支店長として管理職になった。管理職になると年に2回、社員とのひとり30分の個人面談を行い、仕事の進捗状況以外にも抱えている課題や問題点、また社員の体調や健康面、メンタル面のヒアリングをすることになっている。

支店長としては3つの支店で10年間勤め、15名・30名・50名の支店を歴任したので、社員との個人面談は、ざっと600回を超えている。

当時を振り返ると、上から目線の面談で、「そんな考えだと目標なんか達成できない」「こうした方がいい」「こうすべきだ」などなど、良かろうと思って話していたつもりだったが、聞きたくもないアドバイスをしていたのではないかと思う。社員との話にちょっとでも「沈黙」があると、自分の方が多く話していた気がする。社員のやる気を起こさせるよりも、むしろ、その逆だったかもしれない。

昨年「コーチング」を学んだ。まずは相手の話に耳を傾け「傾聴」して、相手を尊重して「承認」して、相手からの「気づき」を引き出す。時には相手から求められるまでは、アドバイスではなく「提案」することの大切さを知った。「沈黙」もOKであり、相手からの話を待つことの重要さも知った。

3年前から箱根のホテルに出向しているが、ここでも社員とも個人面談を年2回行っていて、今週はまさに社員との「個人面談週間」だ。

「傾聴」「承認」、「気づき」の引き出し、時には「提案」を心がけて面談に臨んでいる。少しは社員の時間に寄り添った面談ができているといいのだが。意識している分、以前よりは良くなっていると、納得している自分がいる。誰か「コーチ」にオブザーバーに入ってもらい、「コーチ」として、しっかりできていたか見てもらいフィードバックしてもらえるといいのだが…。

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