ハンス・ロスリングのTedを見た

https://digitalcast.jp/v/18559/
ハンス・ロスリングが出演しているTedの動画を見た。
技術は私たちに豊かさを与える(洗濯物を洗う際、洗濯機を使うことで得られる読書の時間など)」、「今後すべての人がエネルギーや科学技術の恩恵をできるだけ平等に享受できるようにすべきだ」というのがハンス・ロスリングの主張だ。

今後すべての人がエネルギーや科学技術の恩恵をできるだけ平等に享受できるようにすべきだというロスリングの主張に僕は賛成だ。
なぜなら人間が行わなくてもよい活動を科学技術にやってもらうことで時間を獲得できるからだ。私は時間=寿命だと考える。その時間をいかに上手く使うかで人生の幸福度は決まってくるだろう。
例えば農作業。かつては人類にとって1番の仕事であり、多くの人は生きていくためにしなければならないことだった。しかし現在科学技術の力によってどんどん効率化され人が関わる余地はどんどん少なくなってきている。その結果人は自由に時間を使うことができるようになった。また家庭菜園のように趣味として取り組む人もいる。つまり、科学技術がもたらしてくれるものは労働を娯楽に変えてくれるという可能性だと思う。その可能性、選択肢を増やすといった意味で科学技術の恩恵は出来るだけ平等に享受できるようになるべきだと思う。

懸念点としては科学技術を使う際に使用するエネルギーについてだ。もし日本のような生活を世界中の人が行うとすれば2.3〜2.5個ぶんの地球が必要だというデータもある。科学技術を使用する際に必要ないエネルギーをいかにして配分するか、またいかに省エネするかということは今後も話し合う必要があると思う。

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