明日のたりないふたり

たりないふたりが解散した。僕は誰にもファンであることを明かさずに隠れキリシタンのようにファンを続けてきた。その理由はあの2人を面白いと思う感性はあまり世の中に受け入れらることはないだろうと思い続けていたからだ。色んな要素がたりないふたり。そんな彼らの視点が切り取る世界は独特なものだ。ハマる人にはどハマりするが、それ以外には嫌悪される。そんな世界観だと思っていた。

彼らがパーソナリティをするラジオ。「山里亮太の不毛な議論」と「オードリーのオールナイトニッポン」。ここでの掛け合いすらもネタに昇華していた。12年間かけて彼らが伏線を張り続けた。その2人の関係という伏線を回収した。そんな一夜だったように思う。
無観客だからこそできる表現。コロナを逆手に取った漫才。そんなものも見れた気がする。

たりないふたりの漫才には魂がこもっていた。だから心が動かされた。最後の20分は涙なしでは見れなかった。人間は完璧にはなれない。そんな不完全の自分を、たりない自分を受け入れて生きていく。そんなメッセージを僕は受け取った。そしてCreepyNuts。若林さんにバトンを託された。そんな彼らがどんな活躍したかを見ていきたい。まとまりのない文章になったが最後に一言。
たりないふたりと安島さんへ
たりないふたりを開催してくれてありがとうございました。コロナ禍という大変な時期にライブをやってくれたこと忘れません。そしてお疲れ様でした、ゆっくり休んでまた活躍をしてください!これからも応援してます!

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