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栄光掴め、小郷裕哉選手

2024シーズン開幕おめでとうございます。しげお@あくらい【公式】です。
いつもは二軍で活躍している、したなかで一軍行きを決めた注目選手について語っていますが、今回は本来2022年に投稿する予定でしたがどうしても数か所ほど上手く、丸く収まる表現が不可能で書けずじまいでいて今では一軍に欠かせない存在の

2022.4.1 ネット越しサイン会より

背番号51 小郷裕哉選手
について語ります。


・眼力と宮城愛の漢

2018年ドラフトでドラフト7位で指名された小郷裕哉選手
何故この順位で指名されたのかとドラフト好きをざわつかせた記憶があります。
ツボにハマれば飛び出す長打、勢いある脚力と魅力を充分に発揮しました。
守備で怪しい動きがありフルで活躍することは少なかったですがワクワクする期待感を感じさせました。

そして小郷選手は入団してからSNSで宮城県民からニヤリとする飲食店や飲食物・食材を投稿して宮城での生活を満喫しているのも、愛しているのも伝わります。

力強い目力、野球でのプレイスタイル、人柄
色んな魅力を披露してますね。

・ターニングポイント

今のところ個人的に小郷裕哉選手のターニングポイントだと思っている2022年齢の出来事をツラツラと。

☆苦難の2022

2022年前半は小郷裕哉選手にとって苦難の始まりだと思っております。
入団当初から細かい技術面での怪しさ、守備でのイージーミスやボーンヘッド、サインミスなどがなかなか克服出来ずなかなか機会を掴みきれずにいました。
2022年シーズンもこのミスが改善されず継続され、二軍監督は気にかけつつもやや感情的采配なのか試合中観客の眼の前で
小郷選手に一言も伝えず打席に向かっている最中に代打、守備についてから選手交代をしたり
小郷選手以外が交代で出場したりベンチに引っ込むとき二軍監督直々に出迎え労い、小郷選手は徹底無視
と観客からコロナ禍での感染対策で声を出しての声援を禁止しているなかでも怒りの声があがるレベルの行いが続いていました。

日に日に眼力が失われ、常にうつ向き落ち込んで野球をし、ファンから応援しているアピールもあえて見ないように避けて行動し、交代されるたびうなだれる姿は見ていて辛いものがありました。

2022.5.17 二軍監督からバント指導受ける小郷選手

二軍監督は何かと気にかけ色々と話しかけたりしますが明らかに中に入ってきていない姿を何度も見、そして試合中はまた小郷選手にのみ晒し者にするような厳しい態度の途中交代でうなだれベンチに下がる。

このままでは潰れてしまうと思い、個人的には立正大時代のチームメイト伊藤裕季也選手がいるベイスターズにトレードで放出してもらい立正大コンビとして大々的に推され切磋琢磨する環境がいいのではと私はひっそり思っておりました。

☆伊藤裕季也

2022年7月、森原康平投手とのトレードでDeNAベイスターズから伊藤裕季也選手が東北楽天ゴールデンイーグルスに来ました。

2022.4.1、ベイスターズ在籍時の伊藤裕季也選手


小郷裕哉選手とは立正大時代のチームメイトで同級生。
前述でベイスターズで同級生コンビとして〜と思っておりましたが東北楽天ゴールデンイーグルスで成立するのか(困惑)と泡吹いてました。
ただ、このきっかけが小郷裕哉選手の眼力を復活させ前半ほとんどうなだれていた姿が消え、活力溢れ元気な小郷裕哉選手を再び見せるようになりました。
ミスしてもヘコたれず、前を向いて明るく振る舞い試合に出ていなくても、途中交代になっても声を出し今まで以上に強く鼓舞し。
盟友伊藤裕季也選手が1人チームに加わるだけでここまで小郷選手が変わるとは思わなかったです。

☆ヘッドコーチ体験

2022年シーズンオフに小郷裕哉選手はフェニックスリーグ参加メンバーとして宮崎県行きに。
ここで三木二軍監督は小郷選手にヘッドコーチ役を任せ、サインを出させたりしプレイひとつひとつについて深く考えさせる手法を取りました。

あの手この手で小郷選手をなんとかしようとしてハマらずにいた三木二軍監督の策がようやくハマったみたいですね。

・栄光掴むための2023

チーム状況が相当良くなかったこともありチャンスは与えられているものの掴みきれず、固定もされず。
そんななか2023年にも大きなターニングポイントが。

https://youtu.be/vU7ep2f8XVM?si=rCGuEePbK_MU6q3x

小郷選手は2023年6月8日の阪神タイガースとの交流戦で最終盤に逆転を許すキッカケとなったエラーをしてしまいました。
その日は近本選手のこれがヒットになっていたら終わっていた打球を好守備でアウトにしていた天国を成していただけに一気に地獄に転落するエラー。
試合後の号泣シーンは心が揺さぶられました。
後日伊藤裕季也選手がインスタライブで後藤武敏打撃コーチがもらい泣きして一緒に号泣したとエピソードトークを披露しており、2軍で共に歩んできた現場の後藤コーチも涙するくらい多くの人の心を奮わせた出来事でした。
その後、即座に挽回の機会のスタメン出場を与えられ活躍を継続し、まだ偶に守備でヤらかすことがありましたが打撃走塁でブレイク。

2023年は
打率.262
10本塁打 
49打点
13盗塁

と記録。
惜しくも規定打席に2打席足りなかったですが、記録以上に記憶に残る活躍を続けたと思います。

・小郷裕哉、共に行こう

2024年シーズンは春季キャンプ中に負傷し2軍組にいきましたが、開幕してからは2023年同様に欠かせない存在に。
変わらず痛いミスも繰り返していますが同じくらい印象に残る一打も残していると思います。
これからも苦難が小郷選手を襲うかもしれませんが、その度に乗り越えて輝きを魅せると思います。
見ていて、応援していて何故か感情を揺さぶられることが多い小郷裕哉選手を少しでも好きになっていただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
しげお@あくらい【公式】