2023年5月3日、ブルペン観察記
こんにちは、5月3日に利府球場で開催されたイースタン・リーグ公式戦 横浜DeNAベイスターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合観戦に行ってきました。
厳密に言うと試合はほとんど見ておらずブルペン陣の様子をひたすら見学してました。
ウェルハムフーズ森林どり泉練習場、楽天モバイルパーク宮城での試合ではブルペンの様子を見れない(前者はブルペン前で立ち止まることを遠慮されている)のでブルペン陣の様子を見学するには絶好の機会。
昨年も堪能しました(照)
今年はどのような様子なのか
・ブルペンの様子(表)
投手ベンチメンバーのブルペン入り延タイミングと投げ込み開始のタイミングなどの表です。
この日は横浜DeNAベイスターズの攻撃時間が短く、逆に東北楽天ゴールデンイーグルスの攻撃時間が長かったため細かいところでウォームアップや肩作りのタイミングを表に出来なかったのでそのぶんを文章で補足します。
・1回表
背番号71、吉川雄大投手
背番号155、竹下瑛広投手
がブルペン入り
吉川雄大投手はブルペン入りして早々にウォームアップを始めていた
・1回裏
背番号38、弓削隼人
がブルペン入り
この日は普段ブルペン担当の久保裕也二軍投手コーチが帯同しておらず下妻ブルペン捕手が管理表のような紙を持ちブルペン入り。
実質ブルペン管理を任されていたように見えました。
吉川雄大投手は1回目の肩作り開始。
1回裏の攻撃時間が長かったため肩作りは1回裏で終わり。
吉川投手は先発が早々に崩れたとき用にスタンバイか。
弓削隼人選手はブルペン入りしてすぐにストレッチなどウォームアップを開始。
表記できなかったのと入力ミスでウォームアップが2回表だけになってますが、実際は2回裏まで行ってました。
また関係者通路を覗いたら清宮虎多朗投手が軽めのストレッチをしながら試合展開や相手チームブルペンを見ていました。
・2回表
表では背番号52、津留崎大成投手がブルペン入りとなってますが厳密には1回裏のツーアウトのあたりでブルペン入り
・2回裏
背番号49、西垣雅矢投手
背番号53、高田萌生投手
がブルペン入り
二人がブルペン入りしたとき先にブルペン入りしていた投手達とグータッチの他にハグも行われており乙女心を持つ私には刺戟的な絵面でした。
後日、聞いていたラジオで
人とのコミュニケーションとしてボディタッチやハグなど行うとオキシトシンと呼ばれる、いわゆる幸せホルモンが分泌され心が落ち着いたりする
とコロナ禍でのコミュニケーションについての番組で流れていたので、もしかすると今年のブルペン陣は軽めの(人によってはガッチリと)ハグをして精神状態をちょうどいい塩梅に落ち着かせ試合に臨む一環としてハグしているのかもしれません。
・3回表
イニング開始直後に
背番号22、小孫竜二投手
背番号64、林優樹投手
がブルペン入り
高田萌生投手はチューブで軽めのアップ、西垣雅矢投手は柔軟運動を開始
・4回表
3回裏は特に動き無し
4回表から弓削隼人投手が軽めのキャッチボールからの投げ込み開始
・4回裏
この回から石原彪選手が投手の肩作りに対応するため二人目のブルペン捕手としてブルペン入り
弓削隼人投手が本格的投げ込みを開始
高田萌生投手はウェアを脱ぎ軽めの柔軟をしたあと投げ込み開始
また小孫竜二投手と竹下瑛広投手が柔軟運動開始
・5回表
背番号43、宋家豪投手
ブルペン入り
弓削隼人投手は投げ込みを止める
小孫竜二投手はチューブでのアップ開始
林優樹投手が投げ込み開始
・5回裏
弓削隼人投手はユニフォーム姿からウェアを着て肩周りのストレッチ開始
高田萌生投手は投げ込みを止め
高田萌生投手は軽めのアップや柔軟からすぐにキャッチボールスタートの投げ込み開始に入れるあたり思ったより早く肩を作ることが出来るのかもしれません。
文章だけだと念入りに投げ込みをしているように感じますが、この日のここまでベイスターズの攻撃時間が短いのでそんなに長時間投げ込みをしているわけではありません
・5回裏終了、グラウンド整備
背番号135、清宮虎多朗投手がブルペン入り
宋家豪投手と清宮虎多朗投手が柔軟運動開始
林優樹投手が投げ込みを止め小孫竜二投手と西垣雅矢投手が投げ込み開始
ここまでこの日先発の藤井聖投手の好投もあり、永井怜二軍投手コーチがイニング間にブルペンに来れるとき様子を見に来てましたが、ブルペン管理は下妻ブルペン捕手だったり下妻ブルペン捕手が持ってきた管理表みたいな紙を選手各自見て自分で調整始めたりとブルペン担当投手コーチ不在の慌ただしさが見えました。
・6回表
小孫竜二投手投げ込み止め
・6回裏
西垣雅矢投手投げ込み止め
宋家豪投手投げ込み開始→攻撃時間が長かったのでこのイニングで止め
6回裏が終わる頃にウォームアップしにブルペンに来た横尾俊建選手が石原彪選手に代わってブルペン捕手ができない代わりにキャッチボール役
清宮虎多朗投手が6回裏時点で8点リードしているなかで誰が投げるか確認役としてベンチへ行く
・7回表
清宮虎多朗投手がウォームアップ始めてその後軽めのキャッチボール
津留崎大成投手は強めのキャッチボールからの本格的や投げ込み
淡々と相手打線を抑えていた藤井聖投手が乱れランナー1人出したところで高田萌生投手投げ込み開始
キャッチボール止めて時間が空いた清宮投手が急いでベンチに継投のタイミングを聞きに行き、ツーアウト満塁のときに「繋がれたら交代」とブルペン陣に伝えるも藤井投手が粘りの投球で無失点に抑えたところで高田萌生投手の投げ込みが止まりブルペン陣とグータッチ。
・7回裏
弓削隼人投手投げ込み開始
津留崎大成投手はブルペン捕手への投げ込みを止めネットに向かいメディシンボールの投げ込みを始めてその後止め
・8回表
弓削隼人投手登板!
清宮虎多朗投手投げ込み開始
・8回裏
清宮虎多朗投手投げ込み止め
津留崎大成投手投げ込み開始
・9回表
津留崎大成投手登板!
・雑感
竹下瑛広投手
→前日2イニング投げてたのでブルペン入りするも完全休養、若手のお仕事のブルペンの扉の開け締め係や登板する投手へ力水を渡す雑用を頑張っていた
吉川雄大投手
→早い段階で投げ込みしたあと1回も肩を作らず、先発が試合を壊したりアクシデントで降板したとき用のロングリリーフ役か?
高田萌生投手
→ある程度試合が進んだ時点で投手が捕まりだしたときに緊急火消し役か?別の日はセットアッパーだったりするので何でも屋に近い存在だと思った
去年からの
→登板する投手は2回肩を作る、投手により念入りに肩を作ったり短めだったり。この日宋家豪投手は1回のみの肩作りだったが他の投手よりあっさりめだったので仕上がりは早いほうなのか?
ブルペン担当投手コーチ不在
→4月半ばからブルペン入りしている投手がほぼ固定されているので2軍の投手の多くはコンディション調整だったり試合に出れるレベルに達していない何か改良中と予想。
今年も東北楽天ゴールデンイーグルスは育成投手コーチが居ないので泉練習場居残り組の指導として久保裕也二軍投手コーチも居残りで利府球場のブルペン管理が下妻貴寛ブルペン捕手担当になったのでは?
藤井聖投手が想像以上に素晴らしい投球をしたため今回のブルペンの動きは静か目だったかな?と思います。
また利府球場で試合があるときもブルペン観察を行い三木二軍監督下でのブルペンワークについて傾向や知見を深めたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
しげお@あくらい【公式】