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坂東三十三観音リベンジ -2016年4月27日

さて、前回は1番から5番までの札所を巡りました。本日は6番、7番、8番札所を巡りたいと思います。

8番札所までが神奈川県内にあり、9番から12番札所までは埼玉県にあります。13番は浅草の浅草寺、そして14番でまた神奈川に戻るという罰ゲームのようなルートです。私はクルマで巡るので順番通りに巡ることを優先していますが、徒歩の方は5番→7番→6番→8番→14番と巡った方がいいかもしれません。お寺の方も、回りやすい順番で回ることをお勧めしていました。

第6番 飯上山 長谷寺(飯山観音)

5番札所 勝福寺から6番札所 長谷寺(ちょうこくじ)へは結構な長距離ドライブなのですが、今回は日を分けたのでまっすぐ長谷寺へ向かいます。

直前までは広い道が続きますが、「飯山観音入り口」交差点を過ぎたところから急に道がせまくなるので気をつけてください。さらに駐車場の手前で道路が左右に分かれます。どちらも一方通行になってはいないのですが、暗黙のルールで左側通行になっているようです。うっかり逆走するとすれ違うのは困難な道幅ですから、「クルマは左」と唱えながらアプローチしましょう。

そうして着いたのが、長谷寺です。4番の長谷寺は「はせでら」と読みますが、6番の長谷寺は「ちょうこくじ」と読みます。

そしてもちろん、階段です。もうね、階段なんですよ、とにかく。のぼってのぼってのぼってのぼって、お参りしてご朱印をいただいたら、くだってくだってくだってくだって駐車場です。

第7番 金目山 光明寺(金目観音)

続く7番は、字面が豪華な金目山 光明寺。金目は「かなめ」と読むのですが、ついつい「かねめ」と読みたくなってしまいます。近くには金目小学校があり、学童保育には大きく「金目っ子」と看板が出ていました。身代金を期待できそうな響きです。

そんな邪念を払って川沿いの道に入っていくと、光明寺はあります。

こちらには階段はありません。ゆっくりお参りし、隣接する敷地にある寺務所にご朱印をいただきに上がります。一休さんが、「ご朱印はこっちだ」と示してくれているので迷うことはありません。

ありがとう、一休さん。そんな気持ちでツーショット写真を撮影させていただきました。

第8番 妙法山 星谷寺(星の谷観音)

本日最後の札所、星谷寺です。「しょうこくじ」と読むようですが、星の谷観音の異名があることから「ほしたにでら」と読む方もいらっしゃるようで、資料をあたっても両方の読み方が出ていました。

鎌倉から逗子、小田原、厚木に平塚と巡って最後は座間市。これまでの7ヵ所とは違い、向かう道も周囲も街として開けています。郊外店が並び、チェーンの飲食店もいっぱいあり、急に都会に来た気分になりながらクルマを走らせます。

星谷寺の特徴は、なんといってもこの入り口。山門がなく、仁王さまが囲われることなく威風堂々と立っていらっしゃいます。なんというか、ちょっとしたオブジェみたいです。

私も仲間に入れてもらってみました。いかがでしょうか。口を閉じているので、吽形ですね。顔にしまりがなく表情に迫力がないので、仁王さまと並ぶには迫力不足ですね。修行して出直したいと思います。

さて、本日のお遍路はここまで。続きは坂東三十三観音リベンジ -2016年4月29日です!

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