Midjourneyの新機能にキャラクターの一貫性を保つ新機能がリリースされました!
以前よりこの機能が追加されると言うアナウンスはありましたが、ついに実現したようです!
公式のアナウンス
まずは公式がどのようなアナウンスをしているか見てみましょう。
日本語に訳すとこの通り。
基本的な使い方
--crefと--cwの2つのパラメータで、キャラクターの一貫性をコントロールできるようです。
真珠の耳飾りの少女を笑わせてみる
ベースとなるキャラクターとして選んだのはフェルメールの真珠の耳飾りの少女。試しに彼女を笑わせてみましょう。
プロンプトはシンプルに下記だけにしてみます。
laughing girl --cref https://s.mj.run/HejXcbZj3KI
なるほど、ところどころ違うところがあるけど、良い感じに再現してますね。
服の再現度も高い。右下なんて同じ服にしか見えない。真珠の耳飾りがないけど。
真珠の耳飾りの少女に着物を着せてみる
オプション --cw を使うと顔だけ固定して服装を変えることができる。
下記のプロンプトを試してみる。
laughing girl in kimono --cref https://s.mj.run/HejXcbZj3KI --cw 50
あ〜、なるほど。こりゃすごい。
良い感じに着物を着た西洋人になりましたね。
つか笑い過ぎでしょ笑
もちろん真珠の耳飾りの少女に似てます。ちょつと顔立ちが変わった気がしますね。
2つのキャラクターを参照してみる
crefのurlを複数指定すると、すべてのキャラクターを参照してくれるそうなので試してみる。
要するに2人の顔を混ぜたような雰囲気になります。
先ほどの「真珠の耳飾りをした少女」と下記の写真を混ぜてみましょう。
プロンプトはシンプルに下記のようにしました。
girl --cref https://s.mj.run/HejXcbZj3KI https://s.mj.run/qmuGxdUDrlE
いかがでしょう?
着物指定をしてませんが着物になってます。そして明らかに日本人の顔ではなく西洋人寄りになってます。若干西洋の顔立ちが強いですかね?
フェルメールの雰囲気はありますが、やはり少し違った顔立ちになるのは気になるところです。
とりあえずこちらでも笑ってもらいましょう。
laughing girl --cref https://s.mj.run/HejXcbZj3KI https://s.mj.run/qmuGxdUDrlE
まとめ
今回アップデートされたMidjourneyの機能Charactor Referenceはいかがでしょうか?
顔の一貫性を保ちつつ生成AIに人物の画像を作るのは今まで他の画像生成AIでは実現してたものの、やはりMidjourneyのクオリティで作りたいと言う方は多かったのではないでしょうか?
元画像と完全に同じなるわけではないですが、十分利用価値があるところまできたように感じます。
今後のキャラクター作りに影響を与えることは間違いなさそうです。
みなさまもぜひ試してみてください。