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音威子府そば/辞める辞めないは問題の焦点ではない/Clubhouseは井戸端会議/フィロのスをリクエストでかけた! / 2021/02/10 文化放送「ニュースワイドSAKIDORI」 出演セルフまとめ #サキドリちゃん

文化放送「ニュースワイドSAKIDORI」に2021/02/10に出演しました。その際、発信した情報のセルフまとめです。


音威子府そばについて語る

斎藤さん「鉄道オタクなんですか?」

自分「鉄道オタクというか、旅行が好きで。現地のローカルフードやB級グルメを食べたりするのが趣味の1つですね。」

斎藤さん「なんか、悲しいことが起きたんですよね?」

自分「そうなんですよ。北海道の音威子府(おといねっぷ)村っていう人口1000人未満くらいの村があるんですけど、今朝方その駅で販売されていた"駅そば"がなくなっちゃったんですよ...。取材されたり、駅そばランキングに入ったりと人気のそばで、特徴は真っ黒。それがなくなったっていうニュースが飛び込んできて。

去年、北海道にバイクで釣りに行ったときに、せっかくなら寄ればよかったのに寄らなかったんですよ。もう食べられないのかと思うと、なんだか寂しくなってしまいまして。」

斎藤さん「今までに食べたことはあるんですよね?」

自分「3回くらいありますね。」

斎藤さん「どんな味なんですか?」

自分「見た目はびっくりするくらい真っ黒で、香り高い。」

水谷加奈アナ「何が入っていて、黒いんですか?」

自分「そばの甘皮までひいているからなんです。香りもコシも強く、歯応えもいい。」

斎藤さん「これ、載っている具はなんですか?」

自分「具は普通ですね。ネギとか。(そばそのものが)特徴的なお味ですよ。」

斎藤さん「なぜ音威子府そばはなくなってしまったんですか?」

自分「ニュースによると、店主の方が高齢で亡くなったみたいで。急遽閉店。

駅は宗谷本線というローカルな線にありまして、降りる人は1日50人くらい。でも、そばは1日200食出ます。釣り合わないんですよね。ツーリングやトラックで寄って食べる人が多い。それくらい人気だったんです。」

斎藤さん「朝日新聞の記事によると、店主の西野守さんは2月7日にお亡くなりになったそうで。8日に即閉店。」

自分「いかに店主によって支えられていたかですよね。」

斎藤さん「お店は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、昨年2月から臨時休業されていたんですね。昨年秋には、体調を崩して入院されていて。」

自分「『復活しないかな、また食べられるかな』と心待ちにしていましたが、食べられなくなったしまった。これは結構残念。」

斎藤さん「一度食べてみたいですよね。」

自分「音威子府そば自体は、都内でも食べられます。ちょっと遠いんですけど、奥多摩にあるんです。さらに、このツイートをしたら、四谷にもあるとの情報をもらいました。」

斎藤さん「この際だから、水の美味しい奥多摩の方でそば食べてみたいですね。」

辞める辞めないが問題の焦点ではない話

斎藤さん「松浦さん、このニュースはスマートニュースでも相当読まれているんじゃないですか?」

自分「そうなんですよね。これ、ポイントは『辞める、辞めない』ではないと思うんです。辞めたところで何が変わるんだっけ。そこではなくて、元々の問題であるなぜ蔑視してしまうのか、男女の割合について議論を尽くすべき。

もしこの後辞めたとします。今、色んな議論が湧き起こっていますが、しぼんでしまうかなと。評議会は臨時会合はやって欲しいですし、個人手金は森さんに辞めるなら辞めて欲しいというのもあるんですけど、もっと他の大切な議論に尽力する流れが出てこないかなとは思ってしまいますね。」

ブリーフィングルーム - Clubhouseについて語る

斎藤さん「今日はやっぱり話題のClubhouseについて聞いてみたいなと思いまして。音声SNS。ダウンロードしたんですよ、紹介してもらって。今のところ本当の意味での面白さはまだまだ分かってないのかもしれないんですけど、ずっと聞いちゃいますね?」

自分「そうですね。本当にざっくりいうと、オンライン井戸端会議。それを誰でも聞くことが出来るサービスですね。」

斎藤さん「まずClubhouseの成り立ちから教えてもらえませんか?」

自分「去年の4月にスタートしました。まだ1年経ってないですね。」

斎藤さん「最初から大人気?」

自分「そうですね。すぐ、テクノロジー系のメディアに取り上げられたりして話題になりました。実際、中毒性があるので、一気に火がつきました。

だからといって、アメリカ人がみんな使っているかといったら、そんなことはないみたいですが。日本では1月24日頃にアプリのダウンロードがスタートして、電話番号を使った招待制で利用できるようになり、一気に話題になりました。」

ツイッター上で日本語のイベントが最初に確認されたのは,1月24日1:00から開始された「日本人ユーザーさん、ミートアップしましょう〜」というものでした.

斎藤さん「サービス開始は昨年4月、日本では今年1月。コロナ禍ですね。」

(上記は昨年5月、まだClubhouseが出たばかりの時に紹介された記事)

自分「コロナ禍で、音声コミニュケーションに飢えているところはありますよね。実際私も家に閉じこもって仕事をしていると、お仕事の会話はあっても雑談がないんですよ。そしてこのタイミングで、このサービス。雑談をしたり、雑談を聴いたりするのが楽しいですね。」

斎藤さん「これ、考えた人はどういう方なんですか?」

自分「元々SNS系のサービスをやられていた方々が集まって。まだそんなに多くないです、少人数。」

Clubhouseは、Paul Davison(ポール・デイヴィスン)氏によって開発された。彼は過去にオフラインでの出会いを目的とした位置情報アプリHighlightおよびカメラロールすべてを公開するアプリShortsを開発した(2016年にPinterestが彼の開発チームを買収)。2020年に彼は、Alpha Exploration Coスタートアップスタジオを発表し、またラジオ形式の視聴者参加型番組を即座に放送可能なTalkshowを立ち上げた。新しい友だちを作る、生活をシェアする、考えを伝える、議論する。デイヴィスン氏の取り組みに通底するのが「スポンテニアス(自然発生的)」という概念だ。

斎藤さん「なんと6人の会社だとか。」

自分「日本でも話題になったから、今バタバタしていてもしかしたら人を増やしてるかもしれませんね。そうは言っても、10人くらいでしょうね。」

斎藤さん「やっぱりコロナがあったから、オンライン上でみんなでワイワイ井戸端会議が出来るようなものが当たるんじゃないかと思われたんですかね?」

自分「僕の持論なんですけど、インターネットってどんどん同期性が失われていったと思うんですよ。電話ならすぐ応対しなければいけなかったのが、メールが登場したら『後で見ておいてね』が可能になった。対応する時間がいつでも良くなった。昨年、話題になったハンコもそう。オンライン化で、いつどのタイミングでも押せるようになった。インターネットはどんどん時間を有効活用するっていう流れで来ていたと思うんです。

今は逆。コロナ禍で逆のサービス価値が誕生したんです。みんなで一緒に同時に何かを楽しめる。コロナ禍で、同期性の価値がすごく高まりました。」

斎藤さん「今のところiPhoneユーザーじゃないと利用できないのはなぜなんでしょう?」

自分「iPhoneの方が音声処理が優れているとは言われています。『1回テストするならiPhoneから』というのもあるかと。Instagramもサービス開始してしばらくはiPhoneだけでしたしね。」

斎藤さん「で、招待制?1人つき2人まで枠が決まってるじゃないですか。なぜこういう枠を設けたんですかね?」

自分「まず、『招待されてやってみたら面白いよ!』という話が広まりますよね。そうすると『招待されたい(やってみたい)』と思いますよね。あとは、ある意味恐怖感を煽るというか。『やっていないと遅れているんじゃないか』と思わせる。でも、1人2枠しか持っていないので、すぐには招待されにくい。『じゃあ他の人に枠があるか聞いてみよう』となって、サービスに対する期待がどんどん膨らみます。招待制はこんな効果がありますよね。」

斎藤さん「だから、おいそれとは始められないんですよね。良かったですよ、社内に優しい先輩がいて招待していただけました。でもね、この招待枠を使った詐欺が出てきたでしょう。」

自分「そうですね。詐欺が出たり、招待枠がオークションにかけられたり。」

斎藤さん「良くないですね...。買ってまでして、Clubhouseをやろうと思うわけなんですね。こんなに皆さんがのめり込むのは、ここまで流行ってしまったからなんでしょうか?」

自分「そうですね。ただ、実際に使うまでは中が見られないわけですよ。使ってない人からすれば『井戸端会議がオンラインで聴ける、それで何か面白いんだっけ?』と思うはずです。」

斎藤さん「井戸端会議は色んなところで開かれていて、それは『Room』って呼ばれるんでしたっけ?どうやって入るんでしょう?」

自分「Room自体は誰でも入れるんですよ。タップするだけで、すぐ聞けちゃいます。インターネットが昔から好きなコアな層の井戸端会議なんて一般の人は興味ないかもしれないですが、今すでに有名な芸能人・お笑い芸人・国会議員の方まで参入している。」

斎藤さん「加奈ちゃん、誰の井戸端会議なら聞いてみたいですか?」

水谷アナ「実はあんまり興味がなくて...でも、今日お笑い芸人の方とお仕事をしたんですけど、その方がもうハマっているとおっしゃっていて。『悪口とか言わないの?』って聞いたら、『むしろ喋る方がTwitterで書くより、悪口が出てこない』って言ってました。」

自分「声で実際に会話をしているときに、Twitterで書かれているようなすごい言葉を使っての悪口って言いづらいんですよね。食事の場で、酷い言葉を使ってやり合うのかっていうとそうじゃない。テキストだと出てしまうかもしれないが、話し言葉だとそのネガティブさは薄れます。どんなに議論が盛り上がったとしても、そうはなりにくいと思うんですよ。」

斎藤さん「Roomで話したことは門外不出じゃないといけないんですよね。」

自分「一応、規約上は。」

音声オンリーSNSがユーザーに課す一風変わった禁止事項
(1)してはいけない「会話」の曖昧なボーダーライン
(2)録音はもちろん手元のメモも禁止
(3)「オフレコを他で話すな」が参加者全員のルールに

斎藤さん「一応?」

自分「というのは、国の法律でも何でもないので。アプリのサービス側が、それをしたらアカウント削除の対象になるかもよと言っているだけ。」

斎藤さん「松浦さんはどなたのRoomを覗いているんですか?」

自分「芸能人や政治家の方のRoomを一通り覗いてみたんですけど、個人的には雑談が一番楽しいですね。普段喋れないような人と喋れたり。僕、喋るのも好きなので(笑)」

斎藤さん「分かりますよ(笑)」

自分「音声のみだから仕事中にも聞けます。ネット技術やネットメディア関連のRoomが開かれていたら、そこにスッと入ったり。」

斎藤さん「アイドルのRoomなんかあったらすぐ入っちゃうんじゃないですか。」

自分「そうですね。あとは、声優さんなんかもやっていたりして。声のプロだから聴きやすいなと感じました。」

水谷アナ「松浦さん、今日のリクエスト曲をおかけしたいんですが、何の曲にしましょう?」

自分「はい。フィロソフィーのダンスのですね、『ライブ・ライフ』という曲を。」

水谷アナ「なぜこの曲を?」

自分「はい、推しのアイドルでして。で、明日豊洲でライブがあるんですよ。ひさびさに行って彼女たちの生のパフォーマンスを見るので、その応援の気持ちを込めて。曲名の通りライブの楽しさが詰まった曲になっていますので、お届けしたいなと思った次第です。フィロソフィーのダンスで『ライブ・ライフ』。」

斎藤さん「心が浮き立つ春のような曲ですね。」

自分「これはライブでもすごく盛り上がる。明日のライブでも絶対聴けるはずなので、ここでホップ/ステップ/ジャンプのホップ/ステップくらいまで気持ちを高めました(笑)」

斎藤さん「利用されちゃいましたか(笑)」

〜〜〜

斎藤さん「"#サキドリちゃん"からのツイートです。『結局、ClubhouseってZoomとどう違うの?』。」

自分「Zoomは"レンタル会議室"です。会議室なので呼ばれた人しか参加できませんし、扉を開けるのにも勇気が入ります。もし開いていたとしても。でもClubhouseは井戸端会議なので。距離を保って、耳をそばだてることが出来ちゃいます。」

斎藤さん「聞くだけでいいんですもんね。発言したくなったらどうするんですか?」

自分「発言したくなったら手を挙げられます。井戸端会議をしている人から『喋っていいですよ』と招待をもらえれば、そこで喋れる権利がもらえます。」

斎藤さん「Roomを開いた人が、司会者みたいな感じで仕切っていますよね。その人が発言者を選ぶことが出来るんですか?」

自分「そうです。発言権を与えることも出来ますし、司会者の席を譲ることも出来ます。」

斎藤さん「朝、投資のRoomを聞いていたんですよ。会社に来て打ち合わせが始まる前にもやっていることに気づいて、4〜5時間は経っていたかと。それはひょっとしたら、どんどん司会が変わっている可能性ありますよね。」

自分「そうですね、どんどん引き継ぎながら続いているかもしれません。」

斎藤さん「終わりどころってどうするんですか?」

自分「決まらないんですよ。だからRoom始まる前に終了時間を決めて、書いておいた方がいいですよね。これがないと、辞め時がわからなくなってしまうので。」

斎藤さん「よくラジオと似ていると言われますが、実際はどう思われます?」

自分「Clubhouseって録音ができないんですよ。だからずっと生のラジオ番組が続いているような感覚ではあります。かつ、無限に番組がありますって状態。ただ、ラジオとの違いは、延々と自分語りをする人がいて、Roomとしての成り立ちが壊れることがある。誰でも喋れるからこそ、構成や時間帯とか関係ナシ。プロじゃないコンテンツなので。ラジオはその点、構成や配信時間が決まっていますよね。」

斎藤さん「ずるずると行かないですよね。」

自分「今、僕の目の前にも、時計があり、色んな指示を受けながら喋っていますので。」

斎藤さん「素敵な曲も、いいタイミングでかかりますしね(笑)」

自分「そうです(笑)」

斎藤さん「まだラジオの方が全然上かなって。」

自分「そうです!上です。ただ、テキストの世界でも、誰でも書けるブログというものが登場した。でも、もちろんプロのテキストコンテンツは存在する。どちらか一方が大事というより、組み合わせだと思うんですよね。プロのコンテンツを得るとき、みんなで楽しむコンテンツをやるとき。使い分けだと思います。」

斎藤さん「なるほどね。Clubhouse、これからも進化していくと思うので、次にいらっしゃるときは、次のフェーズの話をぜひ。これで、火・水・木・金、全ての曜日での『SAKIDORI OverTime ブリーフィングルーム』を制覇されました(笑)またぜひいらしてください。ありがとうございました。」

自分「ははは(笑)ありがとうございました。」

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!