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自分自身には高プロを適応して欲しいからこそ、働き方改革を自分事にしよう / 2018/06/29モーニングCROSS出演まとめ

TOKYO MXで平日朝7時より放送されているモーニングCROSSの2018/06/29回に出演してきました。その一つのコーナー「オピニオンCROSS」における発言をまとめてみました。

▼高収入の専門職なら「会社と交渉」できる? 働き方改革

▼前回出演時のまとめ

自分「テーマはこちらになります」

堀「『働き方改革を自分事にしよう』」

自分「(若新さんも同じテーマで話すということなので自分が)前段をやって、オチのところは若新さんで。「でも、それ違うよ」という感じでうまく行けばいいのかな」

堀「設定を作るのやめてもらっていいですか(笑)。いきましょう」

自分「年収のところを抜いて、私は高プロ(高度プロフェッショナル制度)の働き方をしたいです

「時間制限をなくして、自分のペースでやらせてもらった方がいいなと思います。6月1日に(番組に)出た時にも、ちょうど『ニュースHORIC』でこのテーマが取り上げられてコメントしたんですけど、その時に話したことをあらためてフリップにしてみました」

自分「過労死の話でいうと、時間に入りきらない中身(仕事量)を無理やり詰め込んでダメにしてしまうというのがとにかく問題だと思うんですよね。それで『詰め込むのは誰か』という話になると、マネジメントの問題かなと」

自分「時間を余らせてうまく効率化したところで、8時間(かかる仕事)を7時間でやったのに『じゃあ、これもお願いね』と詰め込まれていく。時間を効率化しても中身を詰め込まれたら、それはそれで過労になってしまいますよね」

堀「『○○くん、コーヒー飲んでるんだ?ごめん、悪いけどこれもできるか』『いいですよ、やっておきましょうか』と」

自分「そうなってしまう。いろんなツールを使って30分(かかる仕事)が10分になりました。それになのに、『AIに任せて簡単に効率化したね。時間が余ったからこれもよろしくね』ということになれば、『あれ、おかしいな?』と。結局はマネジメント、制度を使う側の意識の問題をきちんとしなければいけない。

高プロその他もろもろ、週40時間(の制限)も含めて、運用している人たちの意識をしっかりしないことには、ここの部分をきちんと規制することも含めて考えないといけない話になると思います。個人で(仕事を)やってもやっても、上から押し付けられたら何にもならないと思うんですよ」

自分「実際のところ、時間と効率のバランスは人それぞれ。時間という枠の話と、効率化という中身の話は別だと思うんですよね。40時間制限もそうですし、プレミアムフライデーもそうですね。(時間を)短くしたところで、もともとその時間に合わせて設計されていた中身が合わないんだったら、それを『4時間でやれ』と言われたらますます大変になってしまいます」

堀「『プレミアムフライデー、まだやってたっけ?』というくらい実感がないですよね。やっぱり時間で区切るのが良くないのでしょうか」

自分「そこのバランスも含めて、きちんと見ていかないといけないと思います。交渉力の話、『会社と交渉できない』という話だとこの後の若新さん(のオピニオン)になるんですけど、自分はこういうオピニオンがあります」

自分「“働かされているのか”、“働いているのか”。働かされているのであれば(会社の)話を聞かないといけないと思いますが、そうすると交渉力がない、合わないという形(になる)。自衛の話だと思うんですよね。働いているという形でダメなら転職すればいい。

変な話、そういう仕事のマネジメントしかできない会社はどんどん労働者がいなくなってダメになるだけだと思います。これだけ人が少なくなってくるんだったら、会社側が頑張らないといけないですよね。仕事をしてもらわなければいけないから」

自分「働き方改革に向けて企業側もそれに合わせて動いていかないと、実際に従業員が離れてしまう。綺麗な職場を準備したり、働きやすい環境、AIで効率化したような仕事内容とか(を準備する)。

たとえば会議をするにもいちいち営業に行くのではなくて、VRとかを使って会議できるような環境(を準備する)。時間を短縮するというところを見てくれる会社に人が集まる形になっていくので、結果的には押し付けの設計をやっている会社には人が集まらなくなると思います」

堀「自分で選んで、職場環境が良いところを作っていった方がいいという提案?」

自分「そうですね。だからこそ働き方改革はマインド(変化の話)。どんどんやってくる仕事をやらなければいけない、マネジメントが言うことをやらなきゃいけないという風になっていたら、結局はマネジメント次第になってしまう。でも自分の環境を変えるということを考えて動けば、上がどうであろうと自分なりの働き方改革になると思います。

できる人はすでにやっている。(横塚)まよさんも先ほど言っていましたが、『できるのが当たり前』にしなければならないというマインドは持っていかないと。何でもかんでも受け止めてダメになってしまうのではなくて、ちょっとしたマインドの変化でもいいからやっていった方がいいと思います」

堀「松浦さんは、何社(転職した)?」

自分「9社」

堀「その都度振り返ってみて、不安や困ったことはありませんでしたか?」

自分「昔は一つの会社にいなければいけないという(風潮)はあったんですけど、環境を見ていると(会社を)変えられる環境がそろってきたんだなと。そういう情報をきちんとインプットできていれば、不安は若干あると思うんですけど変えていけるとは思うんですよ。社会がそういうところであちこち動いて、雇用の流動性が増えていくというメッセージを出し続けることも大事じゃないかと思います。

僕は独立する気はないです。サラリーマンであり続けながら、サラリーマンだけど会社がそういう環境をきちんと用意してくれるような社会になっていけるという理想に向かって頑張っていく。もちろん現実問題は改革をしていかなければならないとは思いますけどね。」

堀「ちなみに、いい転職の秘訣は何ですか?」

自分「相手の会社をインターネット上で調べようと思えば調べられますが、やっぱり働いている人のリアルな声がどれぐらい聞けるかだと思います」

堀「さあ、皆さん。意識調査の途中結果です。交渉して自分の働き方を決められますか?。『決められない』という方が1344票、『決められる』という方が657票です』

自分「そりゃそうですよね…」

▼オンライン発言

最後の…は現状そうはなってないからこその、今回のオピニオンなんです。働かされるというマインド、変えていったほうがいいですよ。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!