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おひとりさま外食で飲食業をサポートしたい/2021/01/20 #クロス 出演セルフまとめ

TOKYO MX「モーニングCROSS」に2021/01/20に出演しました。その際、オピニオンクロスで発信した情報のセルフまとめです。

自分「いつもテクノロジーやらインターネットの話で『技術で未来を明るく』をテーマにお話しています。今日は専門分野ではないですが、飲食を応援したく、また、私自身も日常的に楽しんでいる『おひとりさま』について触れようと思います。

今20時までの時短営業になっていますが、1人で飲食店を利用する場合でも時短営業をすべきかどうか。民間の調査結果が出ています。」

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自分「1人で利用するなら時短営業は不要と思っている人が4割、必要だと思う人は3割という結果に。まず、そもそも内閣官房から出ている『新型コロナウイルス感染症を拡げないためには、どのような場面に注意する必要がありますか。』の再確認をしましょう。」

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https://corona.go.jp/proposal/pdf/chishiki_20201229.pdf

堀さん「みんなで集まって騒ぐなってことでしょう?」

自分「要はそう。3密(密閉・密集・密接)の環境で感染リスクが高まるということ。飲食/外食がリスクじゃないですよね。未だに思うんですが、20時の必然性はどこにあるんですかね?冒頭の調査にあるように、どうなんだろうと思う人も多いわけです。もちろん補足ですが、だからといって1人だったら確実に感染防止できるわけではないですよ。『みんなでご飯を食べるのは危険ですよ、ちょっと控えてくださいね』ってメッセージだと思うんですよね。」

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自分「現状飲食店の来店状況がどうなっているかというと、第1回緊急事態宣言のときは9割減、2回目は6割減。もちろんこの状況下で複数の会話は避けるべきですが、だからといって少しでも現象を食い止める手立てはないのか?リスク低く外食は楽しめないのか?そんな中で、冒頭にふれた『おひとりさま』であれば、時短不要ではないかと。」

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自分「一方でおひとりさまに関する調査結果を見てください。おひとりさまに対する抵抗感は年々やや減っているものの、まだ『抵抗感がある』『場所などによっては抵抗感がある』を合わせて57.9%。まだ、おひとりさまの活動に理解が追いついてないのかな、と。『外食を控えてください』という呼びかけの受け取り方が、もしかして外食=集団が前提になっていたら嫌だなと。」

堀さん「言葉の概念の整理をしたいですよね。控えてと呼びかけをする際に、なんでもかんでも『外食』『飲食店』ってワード、ちょっと大きすぎますよね。」

自分「主語が大きいんですよね。外食=集団の認識になっているのはちょっと違うかなと。ひとりだっていいじゃないですか。

去年の紅白歌合戦で象徴的な曲がありまして。星野源さんの『うちで踊ろう(大晦日)』です。歌詞のフレーズで〈僕らずっと独りだと 諦め進もう〉とあります。」

自分「解釈もそれぞれだと思いますが、ある意味『人それぞれ』だとも思うわけです。個人で楽しめるなら、個人だっていいじゃないかと。」

自分「『だまって食べる=黙食』も最近ソーシャル上で話題になりました。もちろんわいわい食べたいという場の要求もあります。自分もそれは好きです。

でも、使い分けだと思うんですよね。様々なシーンが存在するって理解することが大事です。1人での外食なら結果的に飲食業のサポートになるんじゃないでしょうか。この場がおひとりさまという活動を今一度考えてみるきっかけとなればと思い、いつもとは違う発信をしてみました。」

堀さん「谷本さん、いかがでしょうか。」

谷本有香さん(Forbes Japan Web編集長)「本当に素晴らしいと思います。外食を一様に規制するのがおかしいってことは国民誰しもが思っているのに、こういうことになっているのはある種国民やメディアの責任だと思うんですよ。きちんと世論を形成して、科学的根拠に基づいて、例えば『どれくらいの面積で何人までなら感染率が下がるから、であればこれくらいなら入れていいだろう、おひとりさまならいいだろう、斜めに座らせよう』とか色んな工夫をしながら楽しむことが出来ると思うんですよね。なので、私たち国民の声をきちんと届けることが大切だと思います。」

堀さん「色んなシミュレーションがあったりするのに、今全面に出てくるのは政治サイドの非常に抽象的な言葉。空気の醸成によるコロナ対策、これ本当にいいのかなって思います。心配ですね。

松浦さん、今、谷本さんが仰ってくださったように、ここから『飲食店はスタイルによっては行けるよね』といった空気を作るにはどうしたらいいんでしょう?」

自分「お話にもあったように、データの提供が大事だと思います。飲食業界側からデータがもっと出て欲しいとも思いますし、本来なら政府がデータに基づいて『この状況なら飲食店利用可能』だとか、おひとりさまを推奨するのであれば『こういう施設でおひとりさまならOK』といったプランを出すべきだと思います。今、単純に20時で引かれているだけなので。それは辞めて欲しいなと思いますね。」

堀さん「しかも『20時までだったら...!』って駆け込みで行ってたら意味ないですよね。」

宮瀬茉裕子アナ「しかもランチはOKという矛盾も感じますし、不要不急ってワードも気になります。人によっては食事だって不要不急じゃないこともあるはず。感覚が違うことでズレが生じますよね。公共交通機関を使わずに近所の飲食店に行くなら、密も防げると思うので。主語をもっと小さくしたいですよね。」

堀さん「Twitterの意見も色々頂いてます。『1人焼肉、換気もできて最高』。確かに焼肉店は今業績が上がってるってデータが出てましたよね。そして、『1人でお店行ったら話すのは注文するときだけでよね』といった呟きも。今は黙食、個食。見直していきましょうということですね。ありがとうございました。」


クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!