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音声AI、20分の雑談が可能に!? /2018/09/26 The News Masters TOKYO 出演まとめ

タケ小山さん「20分ですか!?」

自分「長いですね~。以前、LINEのスマートスピーカーが登場したとき、私のラジオ出演回にLINEのスマートスピーカーを持ち込みましたが、動かなかったですよね(笑)。実は今、家に3台ありまして、リビングに1台、寝室に1台のように置いて使っているんですが、使ってみてもやっぱりまだとても会話とは言えないですよね。

『アレやって』って言えば、それが反応として返ってくるという感じ。やりとりにしてせいぜい10秒~15秒がやっというレベルですね」

タケ小山さん「会話になると『おはよう。元気だった?昨日は何してた?』ぐらいのことはやっぱり20秒の間にやってほしいですよね」

自分「そうですね。どんどん会話が続いてほしんですけど、今だと“『コレやって』でこうしました”、『アレやって』でこうしますよ”みたいな、小学生と話しているようなレベルなんですよね」

タケ小山さん「これ可能性はあるんですか?」

自分「そうですね。実際、iPhoneが登場してから10年経ちました。その前とかは、みんなボタンを押してから入力してたと思うんですけど、今やみんなスワイプもできるしピンチアウトとかいろんな操作ができるようになってきましたよね。こうやって考えると、音声のコミュニケーションも現状は小さいレベルですが、『テレビつけて』とか音声でできることがどんどん増えてくると思うんですよね」

タケ小山さん「でも音声入力も、簡単な言葉というか基本のベースの言葉は今でも拾ってくれますよね。発音が悪くても」

自分「そうですね。発音が悪くても拾ってくれるんですけど、ただ英語だと楽なんですけど、日本語は表現がすごく難しい。英語は単語ごとに区切れていて理解しやすいんですけど、日本語の場合は“は”とかを省いても会話ができるので、その難しさがありますよね、日本語については」

タケ小山さん「“あめ”ひとつにしても、日本語は“雨”、“飴”、“編め”…といろんな意味があるから難しいですよね。ただ、これの今後の課題は何なんですか?」

自分「やっぱり日本語の表現。英語の表現は日本語に比べればそんなにバリエーションがないですけど。日本語バージョンとして使うのであれば、いかにたくさん機会が理解できるかどうかっていうのが重要だと思うんですよね」

タケ小山さん「それって作る側だとインストールするのが大変ってことですか?日本の言葉を」

自分「覚えるのが大変ってことですね。覚えさせるってことが非常に大変かなと。日本語だと方言もあります」

タケ小山さん「これどうするんですか?」

自分「そこは技術もどんどんアップデートしていっているので、それで解決されるとは思うんですけど、ちょっと時間がかかるかなっていうのはあります。やるからには全ての言語に対応することになると思うんですが、どうしても英語ファーストになってしまうところはあるかと。ただ、指先ひとつの動きとはいえスワイプしまくると疲れてきますが、音声のコミュニケーションは楽なので。

言葉は楽なコミュニケーションなので、例えば車を運転している時とかは、今タッチパネルでやっているのが全部音声で解決できるようになればすごく便利になります」

タケ小山「運転していてもハンドルを話すことなく、全て音声で指示できるようになるっていうことでしょ?ラジオとかも『タケのところつまんないから飛ばして』とか(笑)」

西川さん「例えば、チャンネルを変えるにしても『タケのところつまんないから飛ばして』で理解するのも難しいところですよね?は幅を広げるというか、理解力を広げるのも難しいですよね」

自分「そういう文節まで理解して、それに対する反応がないと『何を言ってるのか分かりません』という風に反応してしまう」

タケ小山さん「それを何日か続けていると、AIが学んでスマートスピーカーの方から『今日はタケのところ飛ばしますか?』って聞いてくれる。多分そういうことだよね?」

自分「そうです。『言い直してください』みたいな感じて、分かりやすい言葉や日本語で言い直す形で学んでいきます。そういうデータがたくさんの人から集まってきて、次に繋がっていくという仕組みですね」

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タケ小山さん「どんな会話になるかという話をしてたんですけど、先にAIスピーカーの方が『おはよう。今日は雨です。昨日より気温が6度低いです』って言ってくれる可能性があるっていうことでしょ?」

自分「そうです。日々の行動を把握するような形になればできると思いますし、先々の話になりますが、自分の持っている服とかを記憶してもらって『今日はこの服を着ていった方がいいですよ』(とアドバイスをもらえるようになるかもしれない)」

タケ小山さん「そうなると会話が弾みますよね」

自分「そうならないと、20分はもたないかなと思います」

タケ小山さん「プロフェッショナルドライバーの方は、今一人でラジオとか聞いているだけだけど、そのうち一緒に聞いて会話もできるようになる可能性もあるってことですよね。リクエスト曲とかも」

自分「それは楽ですよね。運転しながら『リクエスト曲を送っといて』って言ったら文化放送にメールで届くっていう」

タケ小山さん「それは我が番組が目指すところですね。松浦さん、早く作ってください!」

自分「分かりました(笑)」

▼放送後に思ったこと

朝のラジオで平易な言葉で伝えるのが思った以上に難しかったな、と(汗)。まだまだ精進。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!