ワンオフアバターの作成依頼したお話

ワンオフのオリジナルアバターがほしいなーと、限界！スクワット部でスクワットをしていたらふと目に入ってきましたこの看板。

あ、制作依頼受付中って書いてる！！
ケーキさんってブログだけじゃなくて、モデルも作ってるのか！

～以上、茶番～

最近、ケーキさんにワンオフのアバター作成依頼して作成してもらいました、しげきです。
普段からケーキさんと飲んだりしているので、有償でアバター制作しているのは知っていましたし、実際に小物(サングラスのモデル)等は以前から作ってもらっていました。
今回はケーキさんにワンオフアバターを制作依頼して、手元にデータをもらうまでの流れを書いていこうと思います。
ワンオフアバターに興味があるという人に少しでも参考になれば幸いです。

私の依頼するにあたっての心境とかより、実際いくらかかるのとかそういう話のほうが皆さん興味あるかと思いますので、さっくり概要を書いたあとに私のことを書いていきたいと思います。

【概要】

■作ってもらったひと
　・ケーキさん（https://twitter.com/keiki002）

■やってもらったこと
　・デザイン作成
　・3Dモデル作成、スキニング等(DB、シェーダーの設定等)
　・追加表情、追加服モデル(水着)作成

■かかった費用
　・約17万円(税込)

■作成期間
　・約40日(デザイン作成打ち合わせからデータ納品まで）


以下、発注から納品までの簡単な時系列と内容です。

１.発注内容の確定、見積をもらう
●2月の頭くらいにどういった内容をしてもらうかケーキさんに伝えて見積を出してもらいました。
見積に関しては値段表がありましたので、お願いしたい項目の積み上げです。
このときはケーキさんは別案件に取り掛かり中だったため、3月からの取り掛かりになるとのことでした。
作成開始の目処がつきそうなところで連絡をもらい、正式に発注しました。

２.デザイン作成
●3/22にアバターのデザインを起こしてもらうための最初の打ち合わせ。
今回、作成してもらったアバターは、みずいろというゲームのヒロイン進藤さんをイメージしつつ、私の使ってるアバターの改変(青髪ショートカット)というのを伝えさせてもらいました。あとは身長とかイメージが湧きやすいように参考資料の提出等しています。私の中でどんな感じかのイメージが湧いていたので、細かく伝えたつもりではいます。
●4日後くらいに顔のデザインが上がってきています。デザインを送ってもらって、変えてほしいところを伝えるといった感じになります。私の場合、髪を短くしてほしい、前髪とサイドの髪のかかり方を変えてほしいと伝えて修正してもらいました。

↑私はiPhoneで簡単に修正箇所をペイントで指定して内容を伝えてました。

●3/31に全体図を送ってもらってます。ここでブーツの形、パーカーのフードの大きさを修正してもらいました。4/1には修正も終わってデザインに関してオーケーとなり、モデル製作に取り掛かってもらいました。

３.モデル作成、スキニング他
●ここはひたすら待ちでした(笑
4/29と5/1にVRChat内でモデルの確認をしています。ほとんどデザイン通りに３D化しており、リテイクというリテイクはなかったと思います。(多分

↑VRChat内でのケーキさん。私は外からどんな感じかチェック。

４.入金、データ納品
●最終調整、unityパッケージング化等をしてもらい完成の連絡が5/5でした。入金確認後にデータ納品とのことでネットにて振込。その後、データを１式いただきました。
導入はunityパッケージ読み込ませて、そのままアップロードできました。

↑無事、VRChatにアバターを上げることができました。

５.アフターケア的な
●トラブルがなにもなかったら良かったんですが、フルトラでキャリブレーションすると膝曲がりと骨盤が横に逃げる現象があったので、ケーキさんに相談しました。こちらのほうも対応していただき、解決をしています。

全体の流れとしてはこんな感じです。
3月下旬のデザイン起こしの打ち合わせしてから大体1ヶ月少しで仕上げていただきました。
ワンオフアバターが気になる人はケーキさんに聞いてみるのもいいと思います。VRChat内で会うことができなくても、メールかTwitter等のDMでも大丈夫だそうです。(むしろ依頼とかまで進むとやり取りはそちらがメインになる。)
もしくは私に聞いてもらっても、どんな感じなのかお伝えできると思います。

【ワンオフアバター依頼に思い立ったワケ】

ここからは私がワンオフアバター作成依頼するに思い立ったとか、私の考えの内容になりますので、たぶんあまり役に立たないです。

１．作成依頼に思い立った理由
2018年5月にVRChatを始めてから、ほとんどをクレリックちゃんで過ごしてきました。おかげさまでVRC内では私の分身として楽しく遊ばせてもらっていますし、身近な人にはひと目で私とわかってもらえる状態にはあると思います。
実際にクレリックちゃんに対しての愛着はすごくあります。

↑うちのクレリックちゃんは限界！スクワット部の部長として頑張ってくれています。

そんな恵まれた環境ですが、ワンオフアバターがほしいというのは前々からありました。
調べるとピンキリですがなかなかの金額がかかるし、誰に頼めばいいかわからない。そもそもこれだけのものですから、ちゃんと信頼おける人に頼みたいということがあります。
そんな中、身近なところにモデリングやってるケーキさんがいて、どれくらいかかるか聞いてみたら、私のワンオフにかけれる予算内に収まる。
モデリングの腕も知ってますので、ならケーキさんにお願いするしかないなと思い、このタイミングで依頼しました。

２．ワンオフについての考え方について
オリジナルアバターを導入して数日ですが、結局どうなの？と言われると、私は作ってもらって良かったと言えます。
VRChatは今ではいろんなアバターが販売、配布されていて、ある程度は好きな姿で遊ぶことができます。
そんな中、わざわざ決して安くない費用をかけてワンオフアバターを使う。
普通に考えたら、VRChatで遊ぶためのアバターに数十万円をかけるというのは頭おかしいんちゃうかと世間では言われるもんかと思います。ぶっちゃけ私もそう思います（笑
ただ2018年からずっと飽きず遊んできて、これだけ生活に入り込んでしまったゲームというのはなかったので、私にとってはそれだけオリジナルのアバターに価値はあると思います。(そもそもPC新調したりVRChatにいくらかかっとるのか
かといって50万円とかもっとかかる言われたら、ちょっと諦めてたという感じなので、そこは各個人の価値観なのかなと。
こういうことに関しては語りたいことはキリがありませんが、とりあえず私はこの新しいアバターで、これまで以上にVRChatを楽しむことにします。

それではVRChatでお会いしましょう！