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“ジャンボ鯉のぼりのくぐり抜け”が体験出来る地元のお祭り【夏祭りの話】

7月最後の土曜日。
地元で開催される「長住まつり」の開催日。
「長住まつり」は40年以上の歴史があり、福岡市南区の“夏の恒例行事”とも言われています。

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※直近開催の画像資料が手元になかったので7年前開催のポスターを掲載させていただきます。ご了承ください。


地元の路線バス「西鉄バス」は、祭りの開催期間(時間)中のみ“特別運行”となっております。特別運行といっても、通常の運行ルートである“長住商店街大通り(一般道)”が歩行者天国として一般開放される為に通行不可となるので、その周辺を迂回する、それだけです。
(福岡市の自治体(振興会)が主催のお祭りでバスの運行ルートを変更してもらってるのは「長住まつり」のみです(多分))

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歩行者天国化された長住商店街大通り。
普段は西鉄バスの運行ルートとして使用されている一般道です。


歩行者天国化されたお祭りの会場では、地域の方々による出店及び商店街からの出店、露天商の出店が数多く並んでいますが、それ以外に、地元の子どもたちによる子ども神輿(長住校区、西長住校区、長丘校区)や消防音楽隊が参加するパレード、キッズダンサーの路上パフォーマンス、地元で結成されたよさこい踊りなど、様々なイベントがおこなわれています。近年では、警察車両の展示やラッピングバス(「博多どんたく港まつり」で使用している花自動車)の車内見学、地元のゆるキャラの来場といったイベントもおこなわれるようになっています。



その中で一際目を引く“大きな展示物”が一つ。
隣県の大分県玖珠郡玖珠町からやってきた“ジャンボ鯉のぼり”。
全長55Mの青鯉。

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「長住まつり」で展示中の一コマ。
道路封鎖されてます(笑

玖珠町ふるさとキャラバン隊の方々のご好意によるジャンボ鯉のぼりの展示(くぐり抜け)。持参の送風機で膨らんだ鯉のぼりのお腹の中を通り抜けることが出来るのは、玖珠町で毎年5月に開催されている「日本童話祭」と長住まつりのみです(多分)。

「日本童話祭」
「日本のアンデルセン」と称される玖珠町出身の口演童話家・久留島武彦のお話活動50年の功績を称え、昭和25年に始まった行事。
町内の2つの会場でおこなわれ、三島会場の赤鯉(35m)のくぐり抜け、河川敷会場の黒鯉(60m)のくぐり抜けといった看板イベントを筆頭に、人形劇や紙芝居、木工教室、子ども太鼓フェスティバル、魚のつかみどりなど家族で楽しめるイベントが多数開催されています。
(55mの青鯉は河川敷会場の大空を泳ぎます)
毎年5月5日に開催(2021年はオンライン開催)。

私は「長住祭り」経由で「日本童話祭」の存在を知りました。
赤鯉、黒鯉のくぐり抜け含め、“魚のつかみどり”やってみたい!です(もっと早く知るべきだった)。
オンライン開催での参加ではなく、リアル開催で参加したいです。



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実際に青鯉の中に入った時の一コマ。
中はこんなに大きいですよ!

とにかく、全長55Mの青鯉は本当にデカい。
一体何人は入れるんだ?100人?200人?...もっと入れそうですね。
(何人入れるんだろう?)


動画記録が残っていたので、アップロードしてみました。
家族でくぐり抜けをした時の模様です。



一度だけ、終了間際にくぐり抜けたことがあります。
夜空の中でジャンボ鯉のぼりのくぐり抜け。

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その時に気付いた事が一つ。
“不思議な感覚”が体感出来る事に。
何て言ったらいいのだろう、言葉では言い表せにくい“不思議な感覚”。
としか言えません。
ただ単に、鯉のぼりの中を歩いているだけなのに、何故なんだろう。
「お祭り」「夏の夜」「特別な空間」といったワードが頭の中で感覚をつくっていったのかな?
昼間くぐり抜けた時とは違う空間だったのは間違いなかった。
同じ空間なのに。


もう一度くぐり抜けたい。
昼ではなく夜くぐり抜けたい。
もう一度味わいたい。その時感じた“不思議な感覚”を。

その「長住まつり」ですが、コロナ禍で昨年と今年開催が見送られました。
2年続けての中止は残念で堪りません。
来年は開催出来ますように。


以上、書くンジャーズ日曜日担当のコモリが、娘が通っている中学校の始業式の日程(2学期開始日程)を一日間違えるという失態を家庭内で犯しながら、141週目のテーマ【夏祭りのお話】について書かせていただきました。


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