深センで働く②

前回の続き

深センの会社で働く事を決め、日本で約1ヶ月の研修。といっても1ヶ月そこらじゃ特に何を学べるということもなく。

2017年6月、会社の手配してくれた南方航空のチケットで深センへ。深セン空港では会社の運転手が待っててくれ、会社近くの龙华へ。

初めての龙华の印象は街がキラキラしており、なんて大都会なんだって思った。今でこそ龙华って深センの田舎って思うんだけども、あの時はスッゲーって思った。

そこから会社の工場で営業として働き出したけれども、実際は日本の営業が取ってきた案件の見積もりを現地工場側が作るのがメイン業務。基本は工場内の仕事が多かった。

で、採用時は中国語は話せなくてもいいと条件だったにも関わらず、見積もりを作る際にどうしても工程課(技術)と打ち合わせをしなくてはならないが、彼は日本語が喋れない。で、総務や資材の日本語喋れるスタッフに通訳頼むんだけど、忙しいから断られたり、通訳してもらってもいまひとつ話が伝わらない。

結局、直接喋れねえと仕事にならない事に半年くらいで気が付き、給料1ヶ月分が半年の授業料のの高い日本人向け語学学校に通うことにした。でもこの学校に通ったのがホンマに良くて、1年半後にはほぼ日常会話には苦労しなくなった。

自分なりの上達のコツは、先生を日本語が喋れない先生にしてもらうこと、後は授業中は絶対に日本語を喋らないこと。覚えた中国語は会社ですぐに使って、極力社内でも中国語でコミュニケーション取ること。

結局最初勤めた会社は約1年半働いて退職。で、やっぱり深センから離れたくなくてまた深セン内で今の会社に転職。

これがざっくりとした深セン就職の流れ。なんだかんだで深セン、中国で働くと言うことには自分に合ってるんだと思う。

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