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2021年湖北省旅行② 荆州〜恩施〜大峡谷

で早速オススメの五一路牛肉米粉店へ。が、みんな何故かみんな火锅を食べている。ここは火锅や凉菜などもある荆州の湖北版ファミレスらしい。

牛肉米粉はほうとうのようであった。知り合いに聞いてもコレは河粉じゃね?、とこと。勧めておいて食べた事がないらしい。

そのまま飲みに出かけ、北京路步行街付近の精酿啤酒の店へ。ココは荆州という地方都市の割には洒落た店。ビールも美味く、生演奏も中国ポップスだけでなく、洋楽もあったりとなかなかイケていた。

2軒目を探す途中で猫カフェバーを発見。
ビールを飲みながら猫と戯れられるというスバライシイお店。接待員猫もみんな人馴れしており、お触りもOKであった。教育が行き届いていますな。

3軒目民謡酒吧。といいつつ中国ポップスしか歌っていない。客層はケバメの女子多め。まぁガンガン音楽鳴らないだけでまたマトモ。

10/3

起床して付近を散歩がてら昨日の猫カフェでコーヒーを飲む。どんだけ、好きやねんと言われそうやけど、カワイイのだから仕方ない。ココはええわぁ😗

今度はまた近くの牛肉米粉の店へ。大众点评で1位の店だけあって行列が出来ている。尚、手工米粉もあるようだが、既に売り切れ。手工を食べたければ朝に行くしかないようだ。

そのまま滴滴で荆州駅へ戻る。午後のD列車で今度は恩施へ。実はこの路線、南京〜武漢〜重慶〜成都を結ぶ基幹路線なのだが、高速化されているのは途中の宜昌東まで。そこから先は急に山岳路線となり速度も120キロ程度まで落ちる。
どうりでこの区間やたらと時間がかかる訳で。

恩施には定時に到着。最近の中国国鉄もDやGは遅れがほぼ無くスバラシイ。
でここは恩施土家族苗族自治州。つまりは荆州よりも田舎。人口は78万人。そうなると駅のスタッフがまず外国人慣れをしていない。
案の定、改札出口でパスポートを見せると係員の阿姨がxxx!と他の担当を呼び付け、改札外の個室へと連行される。

そこから中国入境日時を聞かれ、定住地を聞かれ…の尋問が始まる。幸いにも担当したのが若い兄ちゃんだったのと昨日のPCR検査証明を持っていたので、2分ほどで解放。これがオッサンとかだとキッツーい?尋問があり、公安の担当を呼ばれてまた1から同じ事を説明して、最後に記念撮影まで撮られて…とのようやクソみたいな経験もした事があるのでまだマシである。

さて、ここからが事前に調べられなかったのだが、大峡谷までバスが出ているもののどこから出発するのかが不明。一応ダメ元で駅前の恩施客运汽车站に行ってみるとビンゴ!ここからバスが出ているとの事だった。
尚途中で恩施交通案内とテーブルに座っているオッサンにバスがあるか聞いてみたが
「大峡谷?好远!要两个小时啊!」
「大巴?应该那个客运站有,应该。」
とクソみたいな回答をされたので追記しておく。

窓口でパスポートを出して大峡谷行きの25元のチケットを購入。バスの時間を聞いたら「随时!」だって。

でそこから暫くバスを待ち、約2時間山道を鬼のように荒い運転のおっちゃんドライバーは遅い車をガツガツ抜いていく。ちなみにこの道2車線道路で右側は崖なんだけどね。久々に中国らしいバスに乗って懐かしさを感じたわ。

6時前に大峡谷の游客中心に到着。この日は既に閉門している為、民宿の老板に迎えに来てもらう。
老板は土家族だそうで、以前も知り合いに韓国人の友人がいるらしく、パスポート確認するだけでフツーに泊めてくれた。

晩飯は此の宿のあたりにはレストランがない。観光地だから何かあると期待はしたが‥。仕方ないので大众点评で見つけた数軒のレストランがあるエリアまで歩いていく。道路は恩施に戻る観光客やバスで大渋滞している…、やはり国慶節。

レストランは地元の恩施土家菜。一軒だけ4.5の高評価レストランがあったがかなり並ぶらしい。近くに他まともそうなレストランもない為、ひたすら並ぶ事に。席が空いたのは9時過ぎ。そこから笋子炒腊肉と恩施神豆腐、ビールを注文。神豆腐はイマイチだったが、笋子炒腊肉は味は濃いがメチャ美味かった。

そしてメシを食い終わって滴滴を呼ぼうとしたが、全く反応なし。さすがクソ田舎。
仕方なく老板娘に白タク呼べるか聞いてみたところ、なんと宿まで送ってくれるとのこと。

この時点で私の中の土家族の評価はただ上がり。この件を知り合いのM老师(土家族)に話したところ、当然でしょう!私たち土家族はめっちゃ热情なんだから!と言っていた。それは暗にこの国の最大の某民族とは違うのよ、と聞こえたのはここだけのハナシ😗

バーも何もないので宿に帰って寝る。
〈続く〉

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