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ポストプロダクションを卒業して見えてきたこと

こんにちは。花粉症の薬が効いていて「なんでもっと早く病院に行かなかったのだろう」と自分を殴りたい、オフラインエディターのしげそうです。

前回ポスプロというのはこんな会社だよという記事を投稿しました。


今回は、『ポスプロを離れて見えてきたこと』という目線で書いてみようと思います。

「それは間違ってる!」ってところがあれば、ポスプロのひとは優しく指摘してください(優しくね!優しく!)

映像業界に興味があるひと向けの内容です。


①すばらしい! ポスプロのいいところ

『歴戦の猛者と働ける』

それはもう凄い猛者と一緒に働けます。そんな猛者の『仕事のやり方』を間近でみれるのはめちゃ価値あることだと思います

特に『お客さん対応』が面白いです。監督とどんな会話をしているのか、制作部さんになにを確認しているのか、課題に対してどんなアプローチをしているのか etc…。

これって一緒に働かないと絶対みれないですよね。しかも、作業データだって見れちゃいます。復習できる…!質問できる…!飲みにも行ける…!

オンラインで映像の情報を集めることは出来ますが、「猛者と一緒に働く」ってのはポスプロの最高なところですね!


『希少価値が出る』

SNS時代になり映像を使った発信は簡単になりました。めちゃいい時代だと思います

で、映像をやるひとはすごく増えたと思うんですけど、「おかげでポスプロの人気がエグいぞ!」みたいのって聞いたことないんですね。

つまり、「自分で映像できるよね?…ポスプロとは?」って感じだと思います。なので、市場の人数が増えたのに対して、ポスプロの人数はさほど変わっていない気がします。

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こうなると、逆にポスプロのひとの『知識』『技術』『信頼』は希少価値が高くなるんじゃないかなーと思います。ガチ勢ってやつですね。

もちろん、ポスプロレベルの知識や技術が必要なのかは仕事によると思いますし、大切なのはお客さんが「何を求めているか?」を考えることだと思います。


②どうしましょう? ポスプロの課題

『フリーランス化する流れをどうするか』 

独立を決断するときは「そろそろ指名でやれるんじゃね?」だと思います。この業界の王道ルートですね。

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「独立しようと思います!」みたいなひとを引き止めるのは難しいので、「独立しなくてもいいかな?」と思ってもらうのが1番だと思います。

「えっ、どうやって?」と言われると…。正直、正解はわかりません。

ただ、『お金』と『付加価値』は外せないのでは?と思います。

お金(給料)は『みんなで売上をアップさせる』しかないと思うので頑張るしかないかなと思いますとはいえ、会社には会社の事情があるので、還元してくれるかは分かりませんが…。仕組みとしてはある意味シンプルだと思います。

難しいのが『付加価値』のほうです。

たとえば、「50代、60代までずっと現場やるのか問題」ってあると思います。

みんな考えたことあるのに、意外と現場を上がったあとのポジションはデザインされてない気がします。なので、この辺をいい感じにデザインしてあげると現場の人も、若い人も「この会社に残ってもいいかなー」って思う確率が少し上がる気がします

他には、「元ZOZOの前澤さんみたいなひとが社長なら辞めない?」「フリーになるのを応援する会社だったら新卒に人気がでる?」とかあるんですかね??

というか、これってどの業界にも言えることかもしれません。会社って難しいですね…。


③まとめ

「ポスプロ離れたお前がうるせぇよ!」っと怒られそうですが、まだギリ間に合うと思ったので書いてみました。

時代がすごいスピードで変わっているので、いいとこも、悪いとこもすぐ変わっちゃうかもしれないです。

ぼくはポスプロ出身なので、ポスプロも映像業界もいい方向にいって欲しいなーと思います!そして、それが自分に還ってくれば最高ですね。

それでは、さよならー。


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ありがとうございます!家族でケーキを食べたいと思います!