水栓バルブ発祥の地 風景印と記念碑
岐阜県山県市にある美山富永郵便局の風景印には「水栓バルブ発祥の地」という看板が描かれています。
水栓バルブ
山県市は、2007年(平成15年)に、高富町、伊自良村、美山町が合併して誕生しました。この旧美山町が水栓バルブ発祥の地とされています。ここでいう「水栓バルブ」とは蛇口やシャワーヘッドなどの水回り製品の総称として使われています。
この地域には、第二次世界大戦後に名古屋から引き揚げてきた鋳物工場により水道に関わる製品が色々作られ、今日に至っているそうです。下記の山県市ウェブサイトにあったPDFファイルでは以下のように説明されています。
水栓バルブとは、カランと言われる水道蛇口やシャワーヘッドなど洗面台や台所、浴室などで使われている家庭用水周り製品の総称で、当市は水栓バルブ発祥の地であり、水栓バルブ製造事業者が約 100 社集積する一大産地です。
地図
この看板は418号線沿いにあります。ただ、いつ頃建てられたものなのかはわかりませんでした。
動画
風景印にもなっている「山県さくら」は、もともと「山県市名山めぐりイメージキャラクター」ですが、YouTube にも登場して、水栓バルブのPRをしています。
美山富永郵便局
風景印は郵便窓口で郵便物を差し出す時に押してもらえる赤茶色の絵入りの消印です。郵便窓口に「風景印を押して出してください」とお願いすれば、差し出す手紙やはがきに押してもらうことができます。また、63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらって差し出さずに持ち帰る(記念押印)こともできます。
風景印は2021年(令和3年)11月19日から使用開始されたものです。郵便窓口は平日のみの営業です。
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