結局運とは

運は試行回数×成功確率だという話であった。

要するに上手くいきそうなことを何度もめげずに繰り返せばいいよという話だ。そして一発目から少し上手くいく兆しがあればメンタル的にも続くし、一度うまくいったことは成功確率が高い可能性が高いと。

ただ上手くいきそうなことって少ないし、自分のこととなると色眼鏡がかかっちゃったりもするし、自分では同じことをやってるつもりでも、世間から見ると最初とは変わってるみたいなこともありがち。
得に芸術系やお笑いみたいなのは、世間からの評価こそ全てで絶対値的に優れた音楽や絵画はないし、必ず面白いお笑いというのも存在せず、大衆が評価すれば名画、評価しなければ落書き、ウケれば面白く、すべればつまらないのだ。

結局運というのは運に過ぎないのかもしれない。
100人の村の村人が、どんなに全員の能力が同様に劣っていてもリーダーになって思うままに生きられる人もいれば奴隷として日の目を見ずに終わる人もいる。こればかりは本物の運で、まずは最低限当たるまでバットが振れる環境にいる時点でちょっと幸運だという認識を持とう。

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