マウント、スパー3本、トップのコツ

相手の足より遠い時は立つ。相手に体重をかけて足を引いて掴まれないようにする。
足より近い時は膝で脚をピンしてもう片方をコントロールする。
クローズドガードの時立つなら、相手の片腕を取っていれば脚を掴まれない。
立っている時は片足前片足下げるのスタンスを取る。

ボトムは我ながらなかなかパスされそうでされないディフェンス力が付いてきた。練習前にスイープを教則本でちらっと復習して、キックスイープでは膝を曲げて引き付けるとか、デラヒーバのラペラを取ったらアンクルピック的なテイクダウン取れるとかそういうのをスパーでやった。
そろそろトップやるかと思ってトップやったら、白帯なら問題ないが、色帯になるとコテンと軽く転んでしまう安定感のなさ。まさに素人レベル。
ベーシックで学んだ5つのパスガード(立ちの方はやってない)ではもはや分からんので聞いてみたら上記のような答えが返ってきた次第。

確かに普通に考えれば脚を掴まれないようにするのは当たり前だし、腕を防げば草刈り防げるとか、片足を引けばスイープされにくいとか、当たり前なんだけど素人なので言われてあーなるほど的な感じ。
素人はどの分野においても、当然のことが分からないものだ。
俺としてはこういう柔術の普遍的な部分というか、セオリーをまず知りたいと思うが、場合による的な答えも当然で、それは教える側の難しさだろうな。
クローズドガードに入られたらまず割る、前に突っ込まないとかそういうセオリー。
柔術というゲームはトップならパスガード、押さえ込み、極め。ボトムならスイープ、パスガード押さえ込み、極め。こういう暗黙のゲーム進行を共有しているからスポーツとして面白い。投げたったらえぇねんという柔道家や、とりあえず首締めればえぇねんという血気盛んな素人がいるとゲームが破綻する。

今日はマウント2。
そんなにマウントのレッスンはなかったけど動きがなぜかスムーズになってきた。動ける肉体になってきたのかな。
先週かその前のテクニックでもマウント2だったけど、案外忘れてた。

スパー1本目、紫帯の人と。
ディフェンスで多分パスされずアドバンテージ取られなかったと思う。
三角入れそうだと思ったら頭をのけぞってかわされたり、デラヒーバから帯を掴んでスイープできそうかなと思ったら足を躱されたり。
途中でXガードとかも交えて、ディフェンスは結構上手くやれたと思う。
しかし結構しっかり攻めてくれるのでありがたい。相手の練習にはあまりならんかもしれんので感謝しておく…

2本目は白帯の人で、他のジムにちょっと行ってたらしい人。グリップが強いし、襟をとってもすぐ切ってくるので柔道かなと思ったが違うらしい。3分ちょいくらいで三角でタップ取れた。外野から三角いけるって言われたのでその通りにした感じ。外野からバック取れるぞとか、そういうのって結構試合でも重要なんだろうな。

3本目は青帯の人。この3本目でトップの練習させてもらったけど、トップは全然だめだなと思ってこの話の最初に戻る。基本的なセオリーがあれば多少上達早くなるはず。知らんけど。しばらくスパーはトップやることに決めた。
ボトムはスイープもっとやりたいけど、どうせ流れでボトムやる機会はあるからいいや。

帰り際に、女性会員と1番来てる人が今月試合検討してるらしいと聞いた。出ないか的な打診もあったが、個人的には立ち技やってないとか、致命的な状態からの回避をそれほどやってないため、怪我のリスクを考えてもう少しかなと思っている。年齢的にもマスターで出たい感もあるし、どちらにせよ技術的な面でまだダメな感じはある。あと試合の見学には1回行って雰囲気を感じておきたいとも思うな。
格闘技経験とか、武道経験、せめてスポーツ経験がなければ怪我のリスク高いと思うし、体重とか慎重に考えてやるかなぁ。
例えば試合で、そこそこでやろうね的な合意ができるわけじゃないし、相手がガチで極めに来ること考えれば、こっちも反動つけて勢いでグリップ千切って肩捻るくらいのことはやるので、締めならいいけど関節は結構ダメージ大きいと思う。
そう簡単に極めに入られないのは確かにそうだが、試合なら顔面膝とか普通にやるべきだと思うし、反則にならない範囲で相手にとって1番嫌なことをやるべき場所、あるいは止められない限り締めで殺しても関節壊してもいいくらいの場所だと思っているので、試合はやはりバックボーンもない趣味レベルのオッサンとやりたいなと思うのであった…

あとそう言えば俺今週ストライプ2本目な気がしていたが、あれ…と思いつつ終わってしまったな…


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