サイドエスケープ2、スパー3本、ちょっと慣れた

今日は駐車場完全満車で最寄りのコインパーキングも満車で停めるところ探して一周回ってきたら空いてたという逆転勝利。
しかし若干遅刻。隣の月極3000円くらいでないかな。調べたら1万円ちょい、高いわ。

今日はサイドエスケープ。ノースサウスの逃げ方知りたかったが、こんなところにあったのか。
珍しく中2の強い少年とペア組んだが、そう言えば中高生くらいの時って自分で思ってるより脳と肉体の接続とか、言語化だとか構造的な理解が成熟してないんだよなと懐かしく思う。
数学なんかでも、年取っただけで出来るようになるし、身体を動かすのでも、力の伝わり方とか、どこを意識するのかみたいなのがわかるのは俺の場合20歳以降くらいだったな。
元々直感的に動かしていたようなのでも、言語化して理解すると、より効率的に上達出来る。運動しかり、学問しかり。
芸術を楽しむとか、料理とか、あらゆるものに通じていると思う。個人的に。
例えばニンニクを潰せばアリシンが出て香りが立つとか、フライパンの温度を180度くらいに保つように音に気を使うとか、そういうのがわかれば単に「ニンニクを潰せ」とか「ここは中火」とか言われるより遥かに効率よく上達できるし応用もできる。

柔術も同じで、人体の構造を意識するのも一つだと思う。例えば、単に締めるのではなく頸動脈の位置はどこかというのを調べたり、なぜその構造で締まるのかという根本的な部分を意識すれば応用も効きそうだ。
あるいは、力が出やすいように骨盤を後傾させるとか、そういう体の使い方も意識すべき。スポーツ科学的なのを学ぶべきなんだろうか。

スパーが始まったが、すごくトイレに行きたかったのに5組もスパーやるから間に立って行けず。
2本目にようやくトイレにいき、その後は1本ごとに休みながら3本。4本できたのに。

1本目はよくやる青帯の人と。この前ちらっと青帯3年で取ったと言っていた。トライフォースの人じゃなさそう。
昨日YouTubeでスパー中の思考を見て、練習したいのをやるのかーとか思って、相手がボトムに入ったらパスガード、立ったらガードとかを意識した。
ラッソーでオモプラッタを狙ったが難しい。
今日は簡単に襟や袖を掴まれるのではなく、掴んできたら引いて躱すというのをやってみた。掴ませずに自分が掴みたいところを組むのも、テクニックかもしれない。知らんけど。
あと、最近スパイダーやラッソーを使わなかったが、やはりガード力が高いので積極的に使うようにした。
スパイダーに入られたので、片方を外して、スパイダー残ってる側にパスガードするっていう教わったやつをやった。パスガードできなかったけど、まぁ悪くはなかったかな?

2本目は紫帯の人と。
スパイダーやラッソーを使ったのであまりパスはされなかったと思う。
あとトライポッドスイープが出来なかった時のスイープが何となくできたが、やはり上になるとすぐ返される。
相手が立ってる時のハーフガードを教えてもらった。スパー中に1回タップ取られたが、ハーフガードで足をガッチリ取られ、抜けないから座ってハーフマウントと思ったがこれが罠で下から腕を取られた。ハーフガードが得意な人は結構いるらしいが、確かに取られると結構厳しい。

3本目は青4本のトライフォースの人。ダブルガードになりがちなので立ってみてニーオンからサイドもマウント移行を防がれブリッジで簡単に戻される。
そうかダブルガードならベリンボロのチャンスかと思って横転したが、ベリンボロはこうやって防ぐんだてきなテクニックでバックを取られそうになる。アドバンスドカリキュラムとかにありそうだ。
まぁそもそもベーシックにないベリンボロを聞きかじった生兵法でやってる時点で防がれて当然なのだが。でもそういう防ぎ方(見えなかったけど)があるとか知れるから格上相手に変な技仕掛けるのは面白い。

今日のスパーもなかなか白帯同期と組む機会がなかった。今日は特にデカい人だったからか。
格上に相手してもらえるのでちゃんと有意義にスパーしないととか思うが、難しい。

あとストライプ制ない道場の人が多分出稽古に来ていた。ノーストライプなのに柔術狂人のちょっと色褪せた道着来てるから確実にかなりやってる人が帯だけレンタルとかでやってるんだろうと思ってたけど、ストライプ制ないらしい。
3本の人がスパー前に優しくガードからやりますかとか聞いてたのに、いざ始まったら普通にコンバットベースとってて完全にやってる奴の動きでちょっとおもろい。

しかし柔術で青帯3年とか言うし、ストライプ無かったらモチベーション維持がきつそう。
ストライプはビジネス上の都合でできた制度なんだろな、出席日数だし。

青帯に早くなるには試合で優勝することがいいらしい。
別に青帯になりたいとは思わないし、めちゃくちゃ強いのに白帯がどう考えても1番美味しいだろとか思う。

しかしなんだかんだあと63日くらいで4ストライプになってしまうから、今37%くらい。4ストライプになる頃には人がざわつくくらい強くなって同時に帯昇格とか少年漫画のような夢を密かに抱えているが、もう折り返しが近いと思うとちょっとハードル高そうだ。
俺のペースだと33週間だし、8ヶ月くらいと考えると、普通の練習だけではいけないと思い、毎日1時間以上動画を見て本を読んでイメトレし脚をバタバタさせていて、さらに初回の練習からほぼ欠かさずスパー参加しているので、多分それがアイツ素人にしちゃちょっと強いよねの原因だと思う。ホントは正規の出席日数週3日で極秘の練習週3日くらいしたいな。そう言えば剣道は家の庭で跳躍正面打ちしてた。


そんで最近思うのはちょっと肉体が慣れてきた感ある。今までスパー3本目終わると握力とか肘とか上腕の骨が限界だったが、最近は4本やれる。
怪我もしなくなった。顔面から突っ込んで膝食らうこともないし、強く握りすぎて爪が剥がれるとかもない。なんか親指が突き指っぽくなることもない。首が回らんということもない。
ここ2,3週間のスパーは結構いい感じに力を抜けていると思う。
それだけでなく、肉体が最適化されてきた感もある。ベンチ重量は落ちてるが、多分指とかは強くなったし、トータルの筋持久力とか心肺機能なんかは柔術をやるための体に最適化されつつある。これが続くと連続スパーできたりするんだろうな。

あとこの数日クレアチンを摂取している。クレアチンはATPか何かの触媒的な効果がある。筋肉が長く力を出せるのだ。もうこのクレアチン5年くらい持ってるけど。
確かに振り返ると、筋肉のオールアウト感は全然なかったな。でも相手が色帯でガンガン攻めて来る感じではなかったからというのもあると思う。
でもそういや3本目終わったあと筋肉に血を持っていかれて吐きそうなアレを感じたな。
結局どうなのかは分からんが、次からスパー4本を目標にしよー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?