ゲーミングPCの入力遅延削減とプチフリ対策

ある程度知識がある人向け。何が起きても自己責任。

入力遅延の対策

入力遅延は常駐ソフトを全部止めてLatencyMonで計測するといいよ。

  • Ryzenを選ばない ←今はそうでもないらしい

  • モニターの枚数を増やすほど遅延が大きくなる

  • 使ってないUSBデバイスは抜いておく

  • ゲームのexeのプロパティを開き互換性タブにある全画面表示の最適化を無効にする(SourceエンジンのゲームはFPSが下がる)

  • ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリングの基本設定をデスクトップアプリに設定した後、ゲームのexeを選択して高パフォーマンスにする

  • オーバーレイを可能な限り無効にする(Steam,EA App,Discordなど)

  • スタートアップにある不要なソフトを無効にする(常駐ソフトを可能な限り減らす)

  • service.mscでいらないものを止めたり手動起動にしたりする(例:プリンター関連)

  • ゲーミングデバイスの設定はなるべくデバイスのオンボードメモリで完結するようにする(ゲームを認識するタイプのドライバーを極力使わない)

  • HPETをOSで無効にし(biosではオン)SetTimerResolutionService.exeを導入する。(ISLCを使うのもアリ)

  • regedit.exeを起動しHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\PriorityControlの中にあるWin32PrioritySeparationの値を10進数で21,22,23,37,38,40の中から自分に合ったものに設定する
    (22が最も滑らか FPSが出るが遅延も増える 40が最も遅延が少ないが敵が出てくるのが早く感じる 37がバランスが良いらしい 俺は38が一番好みだった)

  • MSI_util_v3.exeを使ってGPU、オーディオ、PCIeのMSIモードを有効にする。

  • デバイスマネージャーからマウスとGPUとGPUがつながっているPCIeコントローラーの物理デバイスオブジェクト名を特定しその後LatencyMonを使用して負荷が低いコアを特定する
    interrupt affinity policy configuration toolを使ってマウスとGPU&GPUが繋がっているPCIeコントローラーを負荷が低いコアに割り当てる(GPUとPCIeコントローラーは同じコアに割り当てること)

プチフリ(stuttering)/FPS dropの対策

プチフリは原因が多岐にわたるため、試す価値はある程度に考えるといい。

  • CPUのクロックや電圧を固定する(ターボブーストを使わない)

  • コアパーキングを無効化する

  • DDU使ってGPUのドライバーを再インストール

  • WD製のHDDを使っている場合はIntelliParkを無効にする

  • UEFIからCPU C STATESをいじる。(intelのみ)

  • 可能な範囲でハードウェアアクセラレーションを無効化する

  • perfmon.mscを起動しパフォーマンスモニターを選択した後、追加ボタンをクリック
    Process→%Processor Time→<全てのインスタンス>を選択しカウンターを追加する
    その後ゲームを10から15分くらい遊びながらグラフの動きを見てグラフにスパイクを発生させているプロセスを問題ない範囲で停止する


参考

  • Calypto's Latency Guide
    リンク先の証明書切れでたまに「不審なファイルです」と注意が出るときがあるので気になる人はドキュメントページ内のリンクは開かないほうがいいかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?