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志学社営業担当者からのご挨拶

 志学社noteをご覧の皆様、はじめまして。
 この度初めて正式にnoteを書かせていただきます営業担当の長(ちょう)と申します。
 『侯景の乱始末記』が出る前後、昨年の末から志学社に入社しまして、書店さんへの営業や発注関連、カニの世話などの業務を担当しております。
 初対面の方に「日本語お上手ですね?」と言われることがたまにありますが、むしろ上手に話せるのは日本語だけです。
 歴史に詳しい人からは「能登の出身ですか?」と聞かれますが、確かに石川県に親戚はいるものの畠山七人衆の長氏と関係があるかどうかは分かりません。たぶん無いと思います。

 これまで出版業界にずっと身を置いてきまして、取次・書店・出版社と出版業界の主要な業態を一応一通り経験しております。書店時代が一番長いですが、どの業態でもコミックをメインの担当としていました。
 そんなコミック畑の男がなぜ志学社に? とお思いかもしれませんが、代表の平林とは彼が書店営業をしていた頃から十数年の付き合いがある縁と、学生時代に中国関係の学問をしていたのが多少の役には立つだろうといことで、前職を辞してフラフラしていたところを拾ってもらいました。

 学生時代は(もう20年近くも前になりますが)明清の通俗文学を研究しておりました。修論は『三宝大監西洋記』(『西遊記』めいたノリで鄭和が神仙や妖怪のいる世界を航海していくお話です)で書きました。出来は聞かないで下さい。
 志学社は歴史関係の書籍をメインで刊行していく予定ですが、文学と歴史は比較的地続きな部分もありますので、その辺に関わる基礎的な歴史知識は志学社の仕事でも役に立つかなと思います。……だいぶ錆び付いてしまってはいますが。

 そんなわけで、今後は本noteや会社のTwitterなどを書く機会も増えてくるかと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします!

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