志学社、１周年です。

　こんばんは、平林です。
　本日をもちまして、志学社は登記よりまる一年を迎えることができました。
　本日は消費税増税の日であり、また中華人民共和国の国慶節にもあたりますが、我々は秦の十月歳首暦（十月朔日に歳があらたまる）に倣ってこの日に登記した次第であります。

　さて、弊社は当初の想定よりも早く、調達した運転資金を使い果たしつつありますが、いまのところなんとか生きております。　
　この一年は、編集プロダクション業務と並行しつつ、志学社オリジナルのプロダクトとして「志学社論文叢書」を創刊し、「中国史史料研究会」もスタートさせることができました。
　また、今冬には「志学社選書」の創刊を予定しておりまして、近日中になんらかの具体的情報が公開されるかと思います。

　ほぼすべての個人資産を会社に投入し、僕は干からびつつありますが、僕より先に起業した友人のなかには、３年間無報酬だった男や、晩ごはんが「お湯」だった男などがいますので、彼らに比べればなんてことはなし、まだまだ頑張れるかと思います（お米ありがとうございます）。

　そんなわけで、いろんな企画を水面スレスレのところで動かしつつ、割と前向きに二期目をやっていく所存です。二期目は編集プロダクション業務よりも、自社のプロダクトが増えていくかと思われます。
　本当は今日いろいろと情報公開したかったのですが間に合いませんでした……決算期なので致し方なし！

　なお、「１年よく持った、えらい！」とか、「早く自社本を出せ！」というお気持ちをお持ちの皆さんはサポートからよろしくお願い申し上げます。
　ものを投げたい人は厚かましくも欲しいものリストを用意いたしましたのでこのなかからどうぞ。

　それでは今後とも志学社をよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平林頓首