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僕が横文字を使う理由

僕が横文字を使う理由、それは――

①なんかカッコイイ
②頭良さそう、インテリっぽく見える

という要素が無いとは言い切れないので、最初に挙げておきます。笑
(ナルシスト気質すみませんwイタいw)

※ここで扱う横文字は、ビジネス用語というよりは、専門用語や形容詞などの英単語を指します。


さて、気を取り直して本編。

僕が横文字を使う理由、それは――

意味が伝わりにくいから

です。

は?

って感じですよね。笑

いや、なんというか、日本語だと言葉・文字がもつ意味で伝わるじゃないですか。

でも、自分が伝えたい意味は、その言葉の意味とは微妙にずれてたりすることってあると思うんです。

そこで、横文字を使うと、

は?それなんて意味?

という具合に、その言葉の意味を想像する工程が生まれると思うんです。
日本語だと、(多くの場合)言葉の意味が伝わるので、その工程は必要ありません。

言葉の(汎用的な)意味で断定せずに、「その人が使った言葉」の意味に耳を傾け、解釈しようとすることって大切だなと思っていて、それは僕が言葉を発するときもそうで在りたいと思うわけです。

10年くらい前のNHK番組なんですが、『爆笑問題のニッポンの教養』で爆笑問題の2人が大学の先生たちとトークバトルを繰り広げる企画があり、そのシリーズで慶応義塾大学の回があるんです。

そこでデジタル化の話になったときに、太田さんが

自分の脳内にあることを言葉で表現したいんだけど、それは自分の脳内にあるものを正確に表現できているわけではない。

というようなことを言っていたのですが、それがまさにこのnoteで言いたいことでした。

「分かりやすさの中に、そぎ落とされているかもしれないことがある。」
そう太田さんは言っていて、その感覚は、僕も理解できました。


まぁ、いちいち「それなんて意味ですか?」って聞きまくるコミュニケーションは、それはそれでじれったり気もします、笑

重要なのは、その人が扱う言葉を辞書的な意味だけで捉えるのではなく、そこにその人の解釈が内在していることを忘れないということなんだと思います。

僕はそういう感覚が好きです。
あと、探究学習における「自分の探究」感も、このへんの感覚って大切なんじゃないかなぁと。

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