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認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ『子育ての羅針盤』Summary⑥

(僕がほんの少しだけ裏方で関わらせてもらっている)認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷさんが提供している動画コンテンツ『子育ての羅針盤』の対談動画をサマリーでまとめました!

興味はあるけど、全部見る時間がないかも・・・

という方に、このサマリーをご参考にしてもらえると幸いです!

今回は、JAZZドラマー・倉田大輔さんとの対談動画です。
※動画は3部構成になっています。

第1部:音楽は言葉を超えたコミュニケーション

■倉田さんについて

倉田さんはJAZZドラマー。29歳のときにニューヨークに渡り、7年間在住。帰国後は東京で4年間暮らし、現在は名古屋を中心に演奏活動をされています。

■人種を越えるJAZZ

JAZZという音楽は、人種の垣根を取り払ってきた背景をもちます。全てを受け入れて自分を表現し、発展してきたJAZZ――

相手を受け入れて認める

その姿勢とともに、世界中の人と音楽でコミュニケーションをとってきたことを倉田さんは魅力として語ります。


第2部:障がいのある子とドラム

■習い事がつくる自己表現

音楽の適性は体格やジェンダーとは関係なく、どんな個性をもっていても、自分を音で表現できるものです。習い事は、障害のある子をもつ親が陥りがちな「マイナスをゼロに」の思考から「興味関心を伸ばす」ことへの転換の可能性を秘めていると安藤さんは話します。

障害のある子どもにドラムを教える

子どもたちにドラムを教えている倉田さん。その中にはダウン症の子どももいたそうですが、「支援学級に通う子どもと健常者の違いはあまりない」と話します。当然子どもによって違いはあれど、それは健常者かどうかに起因するものではなく、子ども1人1人の特性に過ぎないようです。

■どんな順序で教えるの?

まずは音が出ればよい

まさに、(正しさではなく)音を楽しむことが大切なんだと思いました。倉田さんが具体的にどんな流れで教えているのかや失敗したことなどについて、動画では語られています。

■サポートアイテムを使おう

安藤さんのお子さんは聴覚過敏をもつそうなんですが、耳栓を使って聴覚過敏を克服する工夫をされているそうです。

自分で自分を助けるグッズはどんどん自分で研究!

と安藤さんは言います。その他、お二人の耳栓談義も展開されています。笑


第3部:楽器の演奏を通じて感性を磨く

■音楽の可能性

演奏するという自己表現は、障害をハンディキャップではなく特性として捉えられる、正解の多様性があるように感じます。気にすることがあるとすれば、演奏方法ではなくむしろ、教えてくれる先生との相性が重要だと、お二人は言います。

■無意識に力が入ってしまう

「○○したらどうしよう」「人によく見せよう」という思いが、要らぬ力みを生みことがあります。そうならないように倉田さんは、

歩くように演奏する

という感覚を伝え、落ち着いた状態をつくるそうです。

■リラックスした状態を覚える

障害を持つ子は、力むことによって自分を苦しめている傾向が強くもあります。そこで、歩くように演奏するというような、リラックス状態のつくり方を得ることは、生きづらさの軽減につながるかもしれないと安藤さんは言います。

■PLAYしよう

感性や感受性を磨くことはとても大切。倉田さんが話す

叩くというよりも、PLAY(遊ぶ)

というのは、音の表現が1つの方法にとらわれずに、自分にとって心地よいものを探す行為でもあるのだろうと僕は思いました。叩き方ひとつで音は随分と変わり、楽器の演奏を通して力の加減を知ることもできる。

「普段感じないことに触れることで、(実態のあるスキルだけでなく)感性を豊かに、バランスのよい育ちにつながるのかも」と、安藤さんは結びます。


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サマリーは以上です!

お二方の対談の中にある”手触り感”が大切だなと思うので、ご関心に沿って、ぜひご覧くださいませ!動画中には、倉田さんのドラムプレイも収録されています!

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