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【宝石の煌めき】2つの戦術

こんにちは、ぺるてぃです。

突然ですが、あなたはボードゲームに勝ちたいですか?
僕はそうでもありません。
みんなでワイワイできて、楽しいなあという空間を共有できれば満足です。

ただ、それは「宝石の煌めき」を除いてのお話し。

今回は普段エンジョイ勢の僕が魅入られ、
常に勝利を渇望している激熱大人気ボードゲーム「宝石の煌めき」を遊ぶ上で、意識している戦術についてお話ししていこうと思います。

勝つための2つの戦術

どんなゲームにも攻略やコツがあるものです。
もちろんこの宝石の煌めきも例外ではありません。

このゲームで勝率を上げるにはこの2つの戦術を避けては通れないでしょう。

宝石の煌めきで勝つために、意識すべき2つの戦術
1:勝利点重視の戦術
2:貴族重視の戦術

自分用にわかりやすく砕いて書いていますが、
要は「垂直戦術」と「水平戦術」の話しです。
知ってる方は、ああその話ね、と聞き流していただいて構いません。

ただ、僕はこの2つの戦術を意識し始めてBGAでの勝率がグッとあがりました。
もしあなたが初心者で、なかなか勝てないな…と感じてるのなら、
きっとお役に立つ内容になっていると思いますので、
是非参考にしてみてください!

勝利点重視の戦い方

書いて字の如く、勝利点だけを狙ったカードの取り方をする戦術です。

「垂直戦術」とも呼ばれていますね。
この戦術は4人戦最強とも言われる、めっぽう強い戦い方なんです。

勝利点重視の特徴
・コスパのいい同色6・7コストのカードをキープする
・必要なコスト以外のチップは極力取らない
・レベル1のカードは極力取らない

最低限のカードしか買わないため、
6~7枚程度で15点に届くこともよくあります。

勝利点重視のメリット

何といっても最大のメリットはスピード。
宝石の煌めきのゲーム終了条件は「誰かが15点に達する」ことなので、使えるターンはゲームによってまちまちなのですが、概ね24~28ターンくらいだと感じています。

そしてこの戦術では最短の24ターン前後で15点に達することが可能です。
貴族重視戦術だと、この速度に追いつくことはほぼ不可能です。

勝利点重視のデメリット

デメリットは狙いがバレやすいこと。

キープせずに進めることがハイリスクすぎるため、
狙ったカードはキープ優先で進めるのが鉄則。
もしキープをせず同じ色を積み上げている場合、
狙いがバレバレなため他プレイヤーに狙いカードをキープされてしまう可能性があります。

またキープした時点で必要な色がバレてしまいます。
必要な色のチップが多めに取られてしまう場合、身動きがとれなくなり、結果として遠回りせざるを得ない状況に陥ることがあります。

あとは高コスパのカードがめくれない、といった可能性も十分にあります。
序盤であればそもそも同じ色を極端に重ねることなく、
チップをまんべんなく取ったり、レベル1を買うことで様子見するでしょうから、さほど問題ではないかもしれません。

ただ後半だと結構厄介です。
例えば、あと3~4点といったところで、
場に(3-3-2)や(5-3-3-3)ばかりが固まっている状況。
こうなるともうトップキープでいいカードを拾うことを願うばかりですね。

勝利点重視のよくある動き

勝利点重視でプレイするときの僕の実際の動きと考えてることを書き出してみます。

▼序盤
高コスパのカードをキープする
7コスト4点、6コスト3点を狙う。
最初の10枚制限の中で購入できる範囲の高コスパカードが望ましい。
例えば7コストだと(キープ2回、2枚取り2回、3枚バラ取り1回)で達成可能。
ただし2枚取り2回はできたらラッキー。
7コストをキープする場合は、できれば底上げになるカードが場に出ているのが望ましい。
底上げカードのベストは下記のような、欲しい色を消費せずに取れるカード

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▼中盤
更に高コスパのカードをキープする
最初にキープしたカードを買うためには、2枚以上の黄金を使うケースがほとんど。
それなら高コスパのカードが途中で見えた時点ですぐに抑える。
欲しい色の2枚取りと、キープで悩むことが多いが自分は現状2枚取りを優先することが多い。
ただ、最初にキープしたカードとの相性がいい場合はキープを優先する。
例えば黒7コスト4点のカードをキープしているとして、以下のようなカードが相性がいいと言える。

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▼終盤
中盤と同じ動き
終盤も中盤と同じく高コスパのカードをキープして購入していく。
ただ、終盤になると勝利点重視とはいえ購入しているカードが数枚あるので、できるだけ底上げ可能な色のカードを買うようにする。

貴族重視の戦い方

こちらは可能な限り貴族タイルを取ることを目的とした戦術です。

この戦術は「水平戦術」とも呼ばれています。

点数重視の戦術が「先行逃げ切り型」だとすると、
この貴族重視の戦術は「追い込み型」と呼べるでしょう。
安定的なスピードこそありませんが、
場がもつれれば一気に追い上げることが可能です。

貴族重視の特徴
・中盤までレベル1のカードを買い漁る
・キープの頻度はそんなに高くない
・チップは3枚取りがメイン

貴族タイルの内容にもよりますが、
3-3-3のタイルが多い盤面で、更に色が重なっている場合だと
複数取りが容易になるため、より強さを発揮することができるでしょう。

また元々のチップの枚数が少ない3人戦以下では、
この貴族重視の戦術こそが最強戦術
だと考えています。

貴族重視のメリット

レベル1のカードは最も安いため、手詰まりになりにくいです。

また最もカードの入れ替えが起こるレベルのため、
邪魔されにくく、欲しいカードが買われても潰しが効きます。

購入したカードがある程度貯まると、場のチップの枚数に行動が影響されにくくなります。他プレイヤーからすると邪魔のしようがなくなるので、これも大きなメリットといえるでしょう。

最大の目的である貴族タイルについては、
取得にターンを消費しないことも手伝って、
凄まじい爆発力を発揮することが可能です。

これはカードに恵まれればの話ですが、
(4点+貴族3点)→(5点+貴族3点)で2ターンで15点取ることも可能と考えればその追い上げ力に納得いただけるのではないでしょうか。

貴族重視のデメリット

遅い。
この一言に尽きます。
特にレベル1に単色コスト3・4のカードが固まってめくれた場合、かなり重たい空気が漂います。

4人戦だと、それなりに場に恵まれない限りは勝利点重視の戦術に勝つのは難しいです。

「それなりに場に恵まれる」とは…
・レベル2~3でコスパのいいカードがめくれない
・レベル1では安いカードが多くめくれる
・2人以上が貴族を狙ってレベル1のカードがよく動く

といった感じでしょうか。
逆に言えばこの空気感を感じれば、早めに貴族狙いに切り替えてもいいかもしれません。

貴族重視のよくある動き

では貴族重視でプレイするときの僕の実際の動きとか考え方を書いてみます。
僕はほとんど3人戦でしか貴族重視でプレイしないため、
3人戦前提の話しになってしまうかもしれません。悪しからず。

▼序盤
まずは貴族を確認。
3-3-3のタイルの枚数と重なっている色がどれくらいあるかを確認。
可能な限り重複している色を優先して取っていきます。

次に優先するのはまんべんなくカードを取ること。
早めに全色1枚づつ取得するのを理想としています。
これはレベル1のカードを取りやすくすることが理由で、
(1-1-1-1)や(2-1-1-1)のカードを即座に拾えるようにしています。

また、幅広くカバーできるようなチップの取り方を意識しています。

※例えばこの場合だと、青白黒と取ればどれにでも対応可能。

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▼中盤
あるカードがある程度たまってきたら、
手元のカードだけでお買い物を続けられる場面に出くわしますが、
他プレイヤーに楽をさせないために、
チップはできるだけ手元に置いておくようにします。

各5枚しかない3人戦だと特に残りチップの枚数が及ぼす影響が大きくなります。
余程欲しいカードがない限りは、先にチップを貯めてからお買い物をするといいでしょう。

中盤になると、貴族タイルを取るために必要な色のカードが場からなくなってきます。
もし点数があり、かつトリガーになり得る色のカードが場に落ちたら迷わずキープしておきましょう。
単色7や7-3よりは6-3-3や5-3-3-3のほうが理想です。

貴族重視の戦術だと、4-2-1が手が届きやすくてコスパもいいので、このカードは抑えておきたいです。
▼終盤
他プレイヤーの状況を見ながら、優先するべき貴族を見極めて取得していきましょう。
3人戦だと全員が貴族重視プレイをしていることも多いです。
終盤になるとレベル2のカードは殆どチップの消費をせず買えるようになっているはずです。
最後にめくれたカードが嚙み合って負けることもあるので、いたずらに場を動かさないように気を付けます。
必要チップがあと1枚なら他プレイヤーの欲しいカードをカットできないか、考えながら最後まで気を抜かずにプレイします。

まとめ

臨機応変に戦術を変えることがベストではありますが、

基本的には
4人戦:勝利点重視
3人戦:貴族重視
の考え方でいいと思います。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
読んでいただいた方の勝率が少しでも上がれば嬉しいです!

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