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表現の自由についてーわいせつ物公然陳列罪

2020年6月4日

明らかに分かってるのに敢えてA社だの、C社だのってサラリーマン諸氏はよく言うよね。さもそれをカッコいいことのようにね。
情報統制が厳しかった江戸時代から先の終戦までの全体主義教育の賜物なんだろう。何時いかなるときも権力者に可愛がられる良い領民でありたいという無意識の意識が働くんだろうね。

考えてみれば、俺がいつもお世話になってるアダルトビデオなんかのボカシも同じだね。
建前上は「性器を直接見せることはいたずらに劣情を刺激し性犯罪を助長する」ってことなんだろうけど、そんなこと信じてる馬鹿はいないだろ。
だいたいインターネットが普及した現在、スマホで海外のエロ動画サイト行けば性器なんかウンザリするほど見れる。

ボカシの本当の意味は「常に権力者の支配下に置かれた領民であることを理解させるため」だろうね。「閲覧の自由を管理するのはお上であって、個人に自由が存在してると思うなよ領民ども!」って訳だ。
いかにも全体主義国家日本だね。
まあこんなくだらない規制なんかなくそうと思えばいつでもなくせるはずで、俺を含めて世の中の男は皆なくなって欲しいと思ってる。でも俺も結構長く生きてるけどそいう議論が起こったのは本当に稀だね。

記憶にあるのは、北原みのりと「ろくでなしこ」の逮捕くらいだな。
2014年12月3日、北原が経営するセックスグッズショップに、「デコまん」という女性器をかたどった石膏にデコレーションを施したアート作品を飾ったことにより「わいせつ物公然陳列」の容疑で2人は警視庁小岩署に逮捕された。

くだらねえ国だよなー。そして、論理的合理的な根拠もなく国家権力が大事な個人の自由を侵害してるって言うのに、それを指をくわえて愛想笑いとアホ面で許しちゃう我々日本国民の臆病さと愚昧さにも呆れちゃうよなー。馬鹿な安倍晋三をトップに据えて戦後最長政権にしちゃいそうなだけのことはあるぜ。