見出し画像

戦争末期の特攻がもたらしたもの

2020年7月24日

誰の目から見ても日本に勝ち目がないことが明らかであった戦争末期、特攻という名の自爆攻撃は、日本に降伏の意志がないことと、日本の狂気性をアメリカに知らしめた。

その後アメリカは日本本土の都市部への無差別絨毯爆撃と広島長崎への2発の原爆投下を行い、日本に無条件降伏を認めさせた。
都市大空襲の死者は30万人。日本発表の原爆による死者数は約50万人である(アメリカ発表では11万7000人)。

降伏の遅れはソ連の侵攻をも招いた。これにより北方4島は侵略された。暴徒化したソ連兵は大陸に残された日本の一般市民に襲いかかり、略奪と婦女子へのレイプなどの暴行を行った。
戦争終結後にも関わらず20万人の日本国民が大陸で命を落とした。その多くは、引き揚げのため徒歩での過酷な移動を余儀なくされた結果、飢えと疲労により死んだ老人と子供だった。
ソ連の捕虜となった日本兵はシベリアに抑留され、厳しい寒さと強制労働により、抑留者の1割にあたる6万人が死亡した。

特攻を指示したのは、旧大日本帝国の指導者たちである。そして彼らは、戦後、戦争責任をとることなく権力の座に復帰した。
特攻の実体は、戦争の終結を遅らせ、100万人規模の国民の命を犠牲にした、日本国の象徴的かつ犯罪的行為である。

ーーーー
2020年6月26日

私はアメリカが昭和天皇に戦争責任を負わせなかったことがどうしても腑に落ちないでいます。

日本という極東の小さな島国が1868年の明治維新と文明開化から36年後の1904年には大国ロシアと戦争を始めて世界最強と呼ばれたバルチック艦隊を壊滅させるまでに急成長しました。その勢いのままにアジアへの勢力拡大を続け、危機感を募らせたアメリカに牙を向いて来たのが1941年。
奇しくもこちらも日露戦争終結の1905年から36年後です。

開戦当時のアメリカの自国民に向けたプロパガンダ映画では、「日本人は天皇を神と崇め一糸乱れぬ行動をとる狂信的カルト集団である」と言っています。

大戦末期戦局が決まってもなお降伏の姿勢を見せるどころか、特攻による自爆攻撃で歯向かって、日本国民全員が死に絶えるまで戦い続けるような様相であった。都市を絨毯爆撃で焼き払い、2発の原爆を投下して、ようやく降伏させることが出来た。

終戦後アメリカは日本を再びファシズム国家及び軍事大国に回帰させることを最も恐れ警戒したのだと思います。
だから軍隊を解散させ、軍事化と戦争放棄を永遠に誓わせる日本国憲法を作った。

日本人のマインドコントロールも大きな問題であったと想像します。普段は大人しいくせに牙を向くと命を捨てて歯向かってくる日本国民を従順な羊のようにしつけるにはどうしたらよいのか(結果から見るとそれは現在までのところ、大変うまく行っていますね)。。

日本人を従順で臆病な羊にするためにアメリカが出した答えが、天皇に戦争責任を負わせないことだったのでしょうか。。
なんか違うような気がするんですよねえ。。

合理的で明確で正義という体面を重んじるアメリカがそんな答出すかなあ。。

俺の予想はこうです。
天皇を隠れ蓑にして戦争責任追及から逃れたい帝国の残党たちが画策、奔走して、アメリカを説得し、日本人羊化計画で手を組んだ。
というものです。
違うかなあ。自信あるんですけどねえ。。

ちなみに1945年の終戦から36年後の1981年は日本車の輸出規制が始まった日米貿易戦争の開始年です。あれをきっかけに、飛ぶ鳥落とす勢いで経済規模でアメリカを追い越すんじゃないかと言われていた日本は停滞と後退を続け、現在に至るのでした。。

ーー
ありがとうございます。
論理的には整合性があると思うんですよね。学校教育は何故あそこまで全体主義的なのか、の答えにもなる。。
ただ実証することはできないので推論の域をでない。。

そうなんですよ。だいぶ前ですけど戦前教育を受けた人の話を個人的にじっくり聞いたことがあります。驚いたのは、かなりの高齢の方だったのに非常に柔軟でリベラルな考え方をするんです。
最近ホンダの創業者、本田宗一郎の講演をYoutube で聞いたんですけど、全く同じ印象を持ちました。
戦前の人と戦後の人を比べると私の印象では明らかに前者の方が柔軟でリベラルでかつ人格者。戦後の人でそういう人思い付きません。不思議です。

本田宗一郎も、田中角栄も、小学校しか出ていません。学校教育が彼らを作った訳ではないのかもしれません。学校教育が彼らの才能を潰さなかったのでは。。

日本の戦後復興とバブル期までの繁栄をリードした本田宗一郎、松下幸之助らの戦後レジェンド達と、1980年代に世界の覇権を日本からアメリカに取り戻したスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツらのスーパースター達の姿は、私には何となくかぶって見えます。

私も任天堂、セガ世代です。昔の学校は今ほど厳しくなかったですよね。

私が育ったのは川崎市川崎区なんですけど、結構共産党が強いところなんですよね。
小学校の壁新聞が赤旗でしたから
だから、あんまり保守的ではなかったです。
それでも十分私には保守的だったんですが。。
だから、今の学校の話聞くと驚きます。
校則で男女交際禁止とか信じられないです。

やっぱり、今考えると戦後復興と1980年代までの繁栄築いた戦後レジェンドたちは凄いですね。
田中角栄(総理大臣)、松下幸之助(パナソニック)、本田宗一郎(ホンダ)、土光敏夫(東芝)、 井深大と盛田昭夫(SONY)、、。
実際にはいろんな分野に数えきれないほどのレジェンドがいるんですよね。

田中角栄は凄かった、と思うようになったのはわりと最近ですね。
昔は金権政治、派閥、ロッキード事件で逮捕、というネガティブなイメージでした。
石原慎太郎の「天才」は面白かったです。石原は若手議員のとき、自民党の中で角栄に反旗を翻した1人です。1人称で角栄を書いてます。

ーーーー
2020年6月23日
第二次世界大戦のときからだよね。失敗を失敗と認めて方針転換できないのは😔。。
戦局はもうとっくに決着ついてたのに、いつまでも降伏しないで、特攻という名の自爆攻撃を繰り返してた。その結果、沖縄を占領され、都市大空襲と原爆投下を招き、ソ連の侵攻を許し、戦後になってもなお大陸からの引揚者に20万人の犠牲者を出すという結果になった😔。。

いつになったら変えられるんだろうね。。

ーーーー
2020年5月16日
日本は敗戦までのファシズム軍事国家が行ったアジア侵略を反省し、全く新しい民主主義国家としてやり直すことで国際社会への復帰が許された。ポツダム宣言にも書いてある。それがなければ電化製品も自動車も半導体も輸出できず高度成長もバブルまでの繁栄もなかった。
それどころか石油すら輸入できず、世界の最貧国の1つとして皆が泥水をすするような国になっていたかもしれない。北朝鮮のように大国が送り込んだ独裁者が何代にも渡って国民に隷属を強いる国になっていたかもしれない。全ては、アメリカ、イギリス、ソ連などの戦勝国の胸先八寸次第。
無条件降伏の意味とはそういうことだ。生殺与奪の権利を全てあなた方にゆだねますということだ。愚かな国の指導者たちが、一億玉砕だの特攻だのと、国の未来を考えることを放棄して幻想の世界に逃げ込み、いつまでも敗戦を認めなかった結果だ。
南京事件や従軍慰安婦などの史実を趣味や学問として再検証するのは個人の自由だ。しかし集団で声高にファシスト国家を擁護して、一体今の日本に何の得があると言うのか。
国士気取りの井の中の蛙たちは大海を知らず、それどころか国の過去も未来も見ようとはしない。

ーーーー
2019年9月13日
特攻精神とかいうやつですかねー。大戦末期の日本の特攻攻撃が日本の狂気性をアメリカに知らしめ、その後、アメリカが日本に降伏をのませるために何をしたか、保守のアホどもは知らないんでしょうかねー。教科書すら読んだことない人間がいっぱい居そうですもんねー。😢
現代日本の体育系教育もその多くが戦前・戦中の軍事教練をルーツにしているなんて話も聞きますねえ。