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失恋を糧にして自己成長させる方法

ずっと一緒にいたいと思っていた彼から
突然別れを告げられて心が大爆発を起こしショートしてしまったことがある。

ロボットが故障したみたいにシューっと音を立ててモクモクと体中から煙がでて、ピポパポと頭のパネルが虹色にどんどん変化するイメージだ。

こういう時は何をしてもダメで

大好きな本も映画も頭に入ってこない。

私はセッションでACTという感情を受け入れて自分の価値に沿って生きるという認知行動療法を取り入れているのだが、それすらも役に立たないと感じる。

ショートしてる時はネガティブ感情が総動員され色んな感情が入り混じり頭の中がぐちゃぐちゃで訳が分からない。

怒り、嫉妬、憎しみ、悲しみとにかく
これでもかと言わんばかりのどす黒い悪い感情がうずをまく。

そんな自分が嫌でまた負のループにはまっていくという悪循環。

じゃあどうすりゃいいのとなるんだけども、どうすることもできないので、ただただ嵐が過ぎ去るのを待つしかない。

心のショート状態を長引かせない秘訣はその感情を受け入れることだ。

否定しないで、こんな時は仕方がない。苦しいのだからしかたがない。嵐は過ぎ去るのだからじっとしていよう。これでいいのだ。

台風をイメージするとわかりやすいかもしれない。

台風が来た時は安全な場所でじっとしていることが1番だ。

川の状態を見に行くなんてもってのほかで命を危険にさらしてしまう。

心だって同じ。逆らわず受け入れて安全な場所でじっとしていよう。

そうすれば心のショートはそう長くは続かないはずだ。


ただしこれは直ぐに元気になると言うことではなくてショートした状態が改善されるだけで悲しみや苦しみや怒りがなくなるわけではない。

手がつけられない状態から心の立て直しをはかることができるまで回復したに過ぎないのだ。

そしてここからが勝負である。

レジリエンス力を発揮して飛躍するか
ダメな私というレッテルを貼り
悶々とした日々を過ごすのか、決めるのは
自分次第である。

といっても無理に元気なフリをすることもなければ、ポジティブに振る舞う必要もない。

ただ覚えておいて欲しいのが、辛い状況の中にも希望の種があること。

そして辛い経験をするまえよりも成長した自分自身にであえる可能性だってあるということだ。

ネガティブな出来事が全て悪者というわけではない。

起きた事実は変えられなくても捉え方ひとつで未来は違ってくると言える。

逆境を魅力にかえることができれば、突然やってくるコントロール不能なネガティブな出来事だって怖くないのだ。

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