CAeSについて -私なりの見解-

 皆さん、お世話になっております。Shiftkey(シフトキー)と申します。

 今回、改めて挨拶させていただいたのは、他でもない掲題の件についてでございます。

 昨日にちょっとした”炎上”になったこともあり、翌日となって少し落ち着いた状況ということですので、今一度まとめさせていただくとともに、CAeSについてはブログで試合結果記事を載せるなど、運営ではないものの相互利益の関係ではあるので、その視点からお話させていただきます。

リーグ戦における今までの経緯


 5/6に紹介記事を書き、5/9からスタートしました。

 当初の呼びかけから参加チームが少し増え、8チームでスタート。1日2試合の予定で、合計8日開催でした。

 ただ、運営者が1人で管理してる関係上、2試合は試合進行と試合結果の管理が負担と重いということで、2日目から1日1試合に変更となりました。

 また、当初リーグ戦で一試合配信していましたが、後任の実況解説が見つからなかったことから、配信はその後なくなります。

 組み合わせとBO5における試合マップについては、当日の18時ごろまでには発表していました。ただ、ホストについて決めていなかったのか、途中から"どちら側のチームにホスト多めでお願いします"という形での調整となりました。

 そして、更に変化が起こります。リーダーお荷物Gamingがチームを解散。そして、Estrellaも解散となったのです。

 リーダーお荷物Gamingはしばらく、リーグ戦には参加していましたが、解散しているチームでは出るモチベーションは保てず、棄権するようになります。

 そして、6日目には神聖六六帝国も棄権と3チームの棄権が重なりました。
 このことがトドメとなり、"リーグ戦をやる意味がない"という思いに至り、リーグ戦終了を突如発表します。

 以上がリーグ戦の経緯となります。

リーグ戦運営についての考察


 まず、リーグ戦についての取り決め不足とそれに対するリーグ戦参加者とのコミュニケーション不足が考えられます。

 リーグ戦つまり総当たりなんで、試合の組み合わせ自体は事前に決めて発表してもよい事項ですし、その過程でマップサイドとホストを決めておいてよかったと思われます。
 リーグでの総当り回数が2回以上であれば、1試合全てマップサイドとホストは固定で、次に当たったときは、逆にするということもできるでしょう。

 また、チーム・チームメンバーの都合により試合できない場合、”予備日”を設定するなど別日を設けて試合数の均等化を図れたということです。何試合か棄権によってMC0-3での負け扱いがありました。大規模・過密日程ならともかく、規模を小さく他の日程も使える余地がありましたので、対戦チーム間での調整で行われる試合数を確保することができたはずです。

 賞金が設定されているわけではないこのリーグ戦。リーグ参加チームのメリットとすれば、日々行っているスクリム・交流戦以上に、一律の試合環境と機会を確保できることが挙げられます。そうなると、試合数を確保することが最重要と思われます。
  もちろん、対戦チーム側もこれにしっかり応じることでリーグ自体を支えることになりますので、参加チームも等しく日程調整を求めるべきですし、応じるべきでしょう。

 次に、リーグからの離脱関係です。これは、上のコミュニケーション不足に関連する話です。

 プロチームであっても、人の出入りチームの解散が突如行われることがあります。アマチュアであれば、なおさらです。ただ、この”チーム解散”という情報がしっかりと運営が把握していたのか、チームへの意志確認をしたのかというところが問題です。

 もちろん、チームを解散して全員F/Aになりますが、すぐ次のチームが見つかるわけではないので、旧チームで暫定的に練習を行うこともあるでしょう。

 なので、解散という事実をチームは運営者に報告。それでもって今後について旧チームはどうするかの意思表示。
 それから、解散チームの枠をどうするかリーグ全体で確認をとる(混合チームの枠として認めるのか、新規チームの参入を促すのか、1チーム欠けた状態を維持か)
 その全体の合意をもとに、運営。

 これが普通に考えられる流れかと思います。私はあくまで外部の人間であるため、事の内容はわからないものの、"解散の事実をすぐにリーグに報告しない"、"解散後もそのままリーグには参戦という方針だったにも関わらず、参戦しなくなった"等のことがあれば、チームの責任になります。

 3つ目に、運営者の負担とモチベーション低下が挙げられます。負担面でいえば、1日2試合が崩れたことが目に見える形ですが、他にも試合結果、個人の成績自体も集計していたことなどがあります。

 負担だけ考えれば、他に協力者を募ることが一番の解決法になります。当初の構想を維持するのであれば、単純に労働力を増やす。それが無理なのであれば、できる範囲内に縮小する。その2択になります。

 モチベーションについては、中々客観的に捉えづらいところでありますが、1つ明らかな部分でいえば、運営者自体リーグ戦の途中からApex legendの配信に力を入れてることについて発言・示唆がありました。

 そもそもの興味や熱意がなくなっていることは、非常に問題で、特にこの話については、リーグ戦中止発表後に大いに問題となりました。リーグ戦参加チーム、特に真面目に取り組んできたチームからすれば、”裏切られた”という気持ちになります。本人が思う分には罪ではないとしても、それが相手に伝わってしまうのは非常に罪だと言えます。

 4つ目は、上の3つ目に少なからず影響があったのかもしれませんが、チーム側の対応の悪さがあります。これも第3者として知っている部分が少ないですが、私の記事に関わることで1つありました。試合でのマッチごとにスクリーンショットを運営に出すというルールでしたが、徹底されてないことが何度かあり、私の記事中でも棄権以外でスコアが入っていない部分が報告がなかった箇所になります。

 また、リーグ戦終了のトリガーとなった3チーム棄権の際も、試合開始5分前に棄権連絡や返信がないことは、大学の授業でもないのにその対応は世間一般では受け入れられない対応です。

リーグ戦終了後の対応について

 ここについては、あまり語る要素がないところではあります(火を見るより明らか) なので、話を簡単に。

 突如、公式のアカウントで順位とポイントを掲載、そして終了をツイート。その際、特段の説明なし。その後、ある選手が批判のツイート。それに対して、公式アカウントと運営者の個人アカウントの両方でその選手に対して明らかな暴言をツイート。そこから”炎上”ということになり、公式アカウントは削除。運営者アカウントも非公開設定という事態まで発展しました。

 どう今までの経緯について勘案しても、何もリーグ戦参加チームへの十分な説明がなかったこと、暴言をツイートしてしまったこと、については擁護のしようがありません。

 ただ、”炎上”という形になり、違う方向にも飛び火したことについては、正直行き過ぎた面があった可能性はあります。2020/5/29現在、ある方がネットでの誹謗中傷が原因での自殺が話題となり、規制の方向で社会が向きつつある状況です。”正当な範囲内”での”批判”であったのかどうか、そこについては考えるべきところです。


最後に

 今回の私の立場は、あくまで運営者との相互利益にある関係であり、運営側ではない上にリーグ参加者でもありません。もちろん、すべてのやりとりを調べたわけでもありません。

 この記事については、その点でも非常に不確定な事実を元にしていると言えます。ですので、この記事について読んで、”もっとこうだった”という意見があれば、ぜひともお願いします。それを勘案し、記事をアップデートいたします。

 私としては、理想として非常にいい形であったと思うからこそこの結果は残念に思うところがある。それがこの記事を書く動機になっています。こういったリーグ・大会運営に非常に興味をもっています。経験とかeスポーツ界隈でのコミュニティーでの繋がりがあれば、やってみたいというところはありました。
 だからこそ、このようにしてまとめたということです。


 非常に長文構成で読みづらかったと思いますが、ご覧いただきありがとうございました。

最後ですが、私のブログとTwitterの紹介だけさせてください。
 ブログ:人生、デッドサイレンス
 Twitter:Shiftkey(シフトキー)
 


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