体力ない系に贈る、暑さ対策2019

今年の夏は暑い。
去年ってこんなに暑かったか?
いや、暑かったかもしれない。
でも2年前はこんなに暑かったか…?
いや、…(以下ループ)

最近は外に出ても、自宅にいても、若干命の危険を感じる瞬間が増えてきた。屋外に10分いると結構やばい。
なので、フェスとかキャンプに行っている人の気持ちとまったく共感できない寂しさがわずかにある。

フェスやキャンプにはいかないのでいいのだけど、
生きているとそれなりに外出の必要に迫られる。


最近は工場を訪問することが多いのだけど、わたしが巡っている昔ながらの工場は大概暑い。塩飴が出てくるほどには暑い。

当然そこで労働をしている人たちがいるのだけど、いやまじでそれ、熱中症になる程暑い。大丈夫ですか?と心配になる。

とはいえ、わたしが人一倍暑さに弱いタイプのせいだと思う。
ついでにいうと、寒さにも弱い。
これは決してわがままなんじゃなくて、そういう個体としての性質なのでどうしようもない。

人より自覚があるので、当然それなりに、対策をしている。
(しないとまじで生きていけないので…)
汗はかくのに熱がこもる体質らしく、どうやらうまく体温調整ができにくいようす。
イコール、生きてるだけで熱中症予備軍ということになる。
いっそ、こもった熱が情熱となって松岡修造並みのパワーに転換できればむしろエコなんだけど、そういうわけにもいかないらしい。

情熱に転換できない熱は、残念だけどアナログな手法で冷やすしかない。

寒さの味方にはカイロがある。
カイロは自ら発熱するので、外気に影響されず長時間の効果を発揮することができる。さらに、低温やけどに注意すれば安全でとても扱いやすい。
一方で、冷やす系アイテムは数あれど、基本的にぬるくなっていくまでの短時間しか効果がない。
テクノロジーが進化してもこれだけは解決できていない。
難しいんだろうな、って思う。
(接触冷感素材などの開発は進んでいるけど自ら温度下がってくれないし、作業着にファンをつけるとか、超絶アナログではないですか…)

つまり、個人でできる暑さとの戦いとは、冷却アイテムがぬるくなるまでの時間をどれだけ伸ばせるかである。

保冷剤も、冷凍庫から出したら「ヨーイドン」で真っ逆さ〜ま〜に〜、ぬるくなっていくしかない。
(ここで『desire』の節で読めたあなたは昭和生まれの人)

保冷剤、やつらの温度変化グラフは右下がりの線しか描かない。
ユーザー的にはカイロみたいな距離の長い放物線を描いて欲しいのだが、それは現状叶わない。

となると、我々人類に残された手段は、外気温との戦いである。
どこまで戦えるか。工夫のしがいがあるではないか。

凍っている保冷剤同士がお互いを冷やし合えるように、複数個まとめて、ワッフル地などの空気の層がなるべく保たれるタオルに巻く。
それを、保冷バッグに入れる。

これで、環境にはよるけれども、3時間くらいは冷たさをキープ、場合によっては凍った状態をキープできた。
これは我ながら画期的だった。
これでもう(ある程度の)外出は怖くない!!

勝った。我々の勝訴だ。
我々のようなサーモスタット機能に不具合があるんじゃないか層だって、もう体内に熱を籠らせて四六時中熱中症みたいな状態を脱することができる!!


しかし、その最終形態、完全体であるはずの保冷バッグを意気揚々と準備したものの、1日中工場訪問の今日はどうやら自宅に忘れてきたらしい。
今日の外出は不安しかない。。

もしもサポートいただけましたら、私もまた他のどなたかをサポートしてサポートの数珠つなぎをしていく所存です!!