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TANE


種苗法改正を受け、孤軍紛争しているshiéléです。
超国家的存在に挑戦状をたたきつける?
ただ指をくわえるだけ?

どっちもパス。
というわけで、先ずは自分の家に小さな楽園を創ることにしました 🌺


《 アナスタシア農法 》に則って種を植えましたが、芽は出てきてくれるのでしょうか。蜜蜂も飼いたいのだけど・・・・・



タネや植物の現状が書かれた本は世の中に沢山あるので、いろいろ読んでみるといいですね。
『タネはどうなる!?』 著:山田正彦 
を昨年読んでみて、何か自分にもできないだろうかと私は熱い想いにかられました。個人で、ましてや農家でもない自分はどうすればいいのだろうか、と。山田氏は著書の中で、F1種について以下のようなことを述べています。

 

京都のカブとフランスの家畜用の巨大なカブを掛け合わせます。
すると、メンデルの法則により1代目の雑種強勢でフランスの巨大カブが優位になり、早く成長します。
成長が早いと、次のようなメリットがあります。
*農家は効率的に植物を生産できる
*収穫時期が一定し、作業効率が良い
*大きさが揃うので箱に詰めやすく、スーパーなどの流通に向いている
儲けることができる、というわけですね。

これは一見、良いことづくめのようですが、果たしてそうでしょうか?
F1の種で植物を作り、その植物から種を取り翌年も同じように植えます。しかし、同じような植物はできません。メンデルの法則により、次は劣勢の植物ができるので、自家採種した種は使えないのです。だから、農家は毎年まいとし種苗会社からタネを買う必要があります。そして、そのタネは年々価格上昇しています。

さて、本当に儲けを出している人は誰でしょうね。それを黙認しているのは誰でしょうね。

F1の種子による栽培が行われている地域で、蜜蜂が大量に姿を消した、ということもありましたね。これは、受粉をする蜂が「無精子」状態になったというのです。詳しくは様々な本や映画にもなっていますので、そちらを参照なさってください。



F1種子が良いのか悪いのか、遺伝子組換え作物が良いのか悪いのか。これについては双方の言い分があります。ネットやマスメディアや誰かの偏った情報だけを見ていると真実を見誤る可能性があるので、視野を広げ、多角的に物事を見ていく必要がありますね。





*『タネが危ない』野口勲:著 
*『生ゴミ先生が教える「元気野菜づくり」超入門』著:吉田俊道
youtubeリンク  菌ちゃん先生(吉田俊道)

youtubeリンク  野口のタネ(野口勲)

 ホームページリンク  野口のタネ野口種苗研究所





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