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ながら作業のこと

わたしは『ながら作業』が苦手です。

音楽を聴きながら執筆をする、テレビを見ながら新聞を読む、ラジオを聞きながら勉強をする、といったことをすると、どちらも集中できずに作業ができません。
学生時代、ラジオを聞きながら勉強していたらラジオばかり聞いていて勉強の手が止まっているということがほとんどでした。ラジオを聞かずに勉強をしていたらいつの間にか寝ていることが多かったので、どちらにしても夜は勉強がはかどりませんでしたが。

執筆作業をする際に音楽を聴いているという方が一定数はいるようですが、わたしは文章を書く際は音楽を聴きながらということができません。パソコンのキーを叩く手が止まってしまいます。
ただ、音楽を聴いているときに脳内でプロットを考えたりすることはできます。
音楽から絵が浮かんできてそこから創作のネタに繋がるということはよくあります。
これは『ながら作業』ではなく、音楽を聴くことがプロット作りに繋がっているからだと思われます。

『ながら作業』のように、二つの作業が繋がっていない場合は、脳が二つの作業をうまく処理できていないのだと思います。
意識がどちらの作業にも集中できないのです。

誰かと会話をする際に、テレビが付いているだけで会話に集中できません。
テレビの内容について話をするのであれば問題ないのですが、まったく違う話になると脳のパーティションが「テレビ側」と「会話側」に区切られないのだと思います。

音楽を聴きながら家事をすることは問題ないのですが。

さきほどは、パソコンでハードディスク内のファイル整理をしながら音楽を聴こうかと思ったのですが、間違って必要なファイルを消してしまうと大変なので、ファイル整理に専念することにしました。

人には向き不向きがあるようです。

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